ジム・ヒッキー (野球)
ジェームズ・ジョゼフ・ヒッキー(James Joseph Hickey, 1961年10月12日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の元プロ野球選手(投手)、野球指導者。右投右打。現在は、MLBのワシントン・ナショナルズの投手コーチを務める。 経歴プロ入り前シカゴのケネディ高等学校卒業後、テキサス大学パンアメリカン校に入学し、1983年には大学代表チームに選ばれた。19先発で16勝2敗で防御率1.66を記録し、チームの64勝という学校記録にも大きく貢献した。4年時の16勝はNCAA野球で最多勝だった[1]。19先発で16完投を記録し、これはその当時のNCAA野球で歴代3位の記録で現在も4位の記録である[2]。大学在学中は、ファイ・シグマ・カッパのフラタニティの一員だった[3]。 現役時代プロ入りとホワイトソックス傘下時代1983年のMLBドラフト13巡目(全体331位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、プロ入り。 1984年は自身最高のシーズンで、A級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズでリリーフとして13勝5敗で防御率1.81を記録し、チームはミッドウェストリーグで優勝を果たした。 1983年から1987年までホワイトソックス傘下でプレーを続けた。 ドジャース傘下時代1988年には、ロサンゼルス・ドジャース傘下のAA級サンアントニオ・ミッションズでプレーした。 アストロズ傘下時代1989年は、ヒューストン・アストロズ傘下のAA級コロンバス・マドキャッツでプレーした。 現役時代にメジャー経験は無く[4]、1989年に引退した。 引退後引退後は1996年よりヒューストン・アストロズ傘下のマイナーで投手コーチとなった。2004年7月14日からはメジャーで同職となり[5]、2006年まで務めた[6]。 2007年からはタンパベイ・デビルレイズの投手コーチに就任し、デビッド・プライス、ジェレミー・ヘリクソン、アレックス・カッブ、クリス・アーチャーらを育てた。2017年のレギュラーシーズン終了後に退団した[7]。 2018年はシカゴ・カブスの投手コーチに就任した[8]が、1年限りで退任した。 2020年10月にワシントン・ナショナルズの投手コーチに就任することが発表された[9]。 詳細情報背番号
脚注
外部リンク
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