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シルバークイーン2

シルバークイーン2
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 シルバーフェリー[1]
川崎近海汽船
運用者 シルバーフェリー[1]
川崎近海汽船
建造所 新潟鐵工所新潟造船工場[1]
母港 八戸
建造費 約29.3億円[2]
航行区域  沿海[1]
船級  JG[1]
信号符字  JE2669
IMO番号 8204432
MMSI番号 525010222
改名 シルバークイーン2
YIN HEGONG ZHU
ZE HAI
SALVATORE
経歴
起工 1982年2月5日[1]
進水 1982年6月4日[1]
竣工 1982年9月26日[1]
就航 1982年9月
運航終了 1998年3月
要目
総トン数 (竣工時)4,213 トン[1]
(船体延長改造後)4,695 トン
(大浴場増設改造後)4,821トン
載貨重量 (竣工時)2,524トン[1]
(大浴場増設改造後)2,897.52トン
排水量 (竣工時満載)6,777トン[1]
全長 (竣工時)120.6 m
(船体延長改造後)133.7 m
登録長 (船体延長改造後)126.62 m
垂線間長 (竣工時)110.0m[1](船体延長改造後)123.12 m
全幅 20.5 m[1]
型深さ 11.6 m[1]
満載喫水 5.1 m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 新潟・SEMT Pielstick 8PC2-5L ×2[1]
推進器 2軸[1]
最大出力  10,400馬力[1]
定格出力 9,360馬力[1]
最大速力 20.73ノット[1]
航海速力 17.2ノット[1]
航続距離 3,300海里[1]
旅客定員 439名[1]
乗組員 32名[1]
車両搭載数 (竣工時)8tトラック52台、乗用車68台[1]
(改造後)トラック59台、乗用車83台
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シルバークイーン2は、シルバーフェリー川崎近海汽船)が運航していたフェリー

概要

シルバークイーン (初代)の代船として新潟鐵工所で建造され、1982年9月に就航。その後1986年6月に船体延長工事を石川島播磨重工磯子工場にて実施、車両搭載能力が強化された。1988年6月に上部甲板に大浴場増設工事を函館どつくにて実施。1998年3月にシルバークイーン (3代)の就航により引退した。

1998年4月、中国ヤンタイ・サルベージへ760万ドルで売却され、銀河公主(YIN HEGONG ZHU)となり、天津-大連航路に就航した[3]。後にZE HAIと改名され、大連 - 煙台航路に就航していた。

その後、増設の大浴場部分を撤去しインドネシアのPT Surya Timur Lineへ売却され、SALVATOREとしてスンダ海峡を横断する航路に就航。2017年4月にはsumaja lineに売却され引き続きスンダ海峡にて運航。

航路

シルバーフェリー

就航当初はフェリーはちのへ (初代)と、1988年12月以降はフェリーはちのへ (2代)と運航されていた。

船内

Bデッキ[1]
  • 特等室(2名×5室)
  • 1等室(洋室4名×3室、和室6名×4室)
  • 特2等室(洋室4名×3室、和室6名×2室)
  • 2等室(1室)
  • レストラン
  • 浴場
Cデッキ[1]
  • 2等室(4室)
  • ドライバー室(38名×2室)
  • エントランスホール
  • 売店

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 新造船写真集 カーフェリー"シルバークイーン2" - 船の科学1983年1月号
  2. ^ 新船紹介 シルバーフェリー「シルバークイン2」 - 旅客船 144号(日本旅客船協会 1983年)
  3. ^ 世界の艦船(1998年10月号,p120)
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