ケンタッキー・スピードウェイ
ケンタッキー・スピードウェイ (Kentucky Speedway) は、アメリカ合衆国のサーキット。ケンタッキー州中央北部、スパータ近郊に所在し、ルイビルとオハイオ州シンシナティの中間に位置する。コースは全長1.5-マイル (2.4 km)のDシェイプ・オーバルでNASCAR スプリントカップ・シリーズを開催できるよう設計され、ネイションワイド・シリーズやキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ、インディカー・シリーズやインディ・ライツのレースが開催された。当初NASCARはスプリントカップ・シリーズの開催に対する議論を否定していたが、2011年よりカレンダーに組み込まれている。 トラックの特徴
国内の1.5マイルオーバルの中で最も低い14度のバンク角と、コース全体の59%を占めるほど緩やかなターンが特徴のこのトラックでは、ストックカーとインディカー(オープンホイールカー)との特性の違いが顕著に現れる。 ストックカーの場合、ターンのバンク角が低いため、他の1.5マイルオーバルと比較しても平均速度が低い。スプリントカップシリーズでも180mph前半に留まり、予選速度が300km/h(186mph)に届かない唯一の1.5マイルオーバルである。 一方インディカーでの平均速度は220mph以上で、これはアトランタ、シカゴランドに次ぐ速さである。また、レースではサイド・バイ・サイドも期待できるトラックの一つだった。 買収騒動2007年9月16日、ケンタッキー・スピードウェイのオーナーであるジェリー・キャロルはニューハンプシャー・インターナショナル・スピードウェイで開催されたシルバニア300に参加した。キャロルはUSAトゥデイ紙に対して同スピードウェイの買収と、そこで開催されるレースの1つをケンタッキー・スピードウェイに移す考えがあると話した[1]。しかしながら、11月1日にニューハンプシャー・インターナショナル・スピードウェイはブルートン・スミスによって買収されたと発表された[2]。
現在の開催レース
トラックレコード
参照外部リンク
座標: 北緯38度42分35秒 西経84度54分58秒 / 北緯38.70964度 西経84.91624度
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