グランドプリンスホテル広島
グランドプリンスホテル広島(グランドプリンスホテルひろしま、英: Grand Prince Hotel Hiroshima)は、広島県広島市南区元宇品町にあるホテル。グランドプリンスホテルの一つ。2023年のG7広島サミットの会場となった。 概要元々この地には造船所があった[1]。1994年アジア競技大会の開催を受けてホテル不足を解消するため、また1992年広島港開発“広島ポートルネッサンス 21”事業決定を受けて宇品地区ウォーターフロントの目玉施設となるよう、バブル経済期に建設が進められた[1]。1994年「広島プリンスホテル」として開業[1]、2007年プリンスホテルの改革により現在の名称となった。 宇品島(元宇品)の原生林と瀬戸内海の多島美を背景とした超高層アーバンリゾートホテル[1][2]。宿泊施設の他、婚礼・飲食施設、宴会・会議場、スパやショッピングアーケードなどがある[3][2]。VIPの宿泊や国際会議の会場として用いられた経験もある[4]。目の前にマリーナがあり、桟橋から厳島(宮島)へ渡る高速船が出る[1][3][4]。南側に元宇品公園がある。 2016年G7広島外相会合の会場、2023年のG7広島サミットの会場にそれぞれ選ばれた。また、アメリカの第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した2021年の日本映画『ドライブ・マイ・カー』でも、このホテルの最上階のバーと入口の場面がロケ地として使われている。 施設超高層客室棟は展望を最大限に活かすため南側を頂点とする正三角形平面としている[1][3]。外装には花崗岩・ラスタータイル・熱線反射ガラス・透明ガラスなどが幾何学的に並び、隅角はV字型に掘り切られている[1]。並列する宴会棟も展望確保するため護岸に沿って低く伸び海側は大きな開口を持つ[1]。それらを吹き抜けのロビー空間がつないでいる[1]。 以下2022年時点館内のご案内より
交通以下2022年時点アクセス・周辺案内より 駐車場440台分(有料)
関連項目脚注外部リンク
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