クレア・デインズ
クレア・デインズ(Claire Danes, 1979年4月12日 - )は、アメリカ合衆国の女優。本名は「クレア・キャサリン・デインズ(Claire Catherine Danes)」[1]。 これまでに、エミー賞を3度、ゴールデングローブ賞を4度受賞している。 来歴生い立ちニューヨークのマンハッタンで生まれ、ソーホーで育つ。父親は写真家、母親は芸術家。幼い頃からバレエを学び、リー・ストラスバーグ・インスティチュートとアクターズ・スタジオで演技を学んだ。 キャリア1994年に『若草物語』で映画デビュー。同年放送のテレビシリーズ『アンジェラ 15歳の日々』でゴールデングローブ賞主演女優を受賞し、一躍脚光を浴びる。1996年にレオナルド・ディカプリオと共演した『ロミオ+ジュリエット』でアイドル的な人気を得る。 2007年にはブロードウェイ劇『ピグマリオン』のイライザ・ドゥーリトル役で舞台[2]デビューしている[3][4]。 2007年からパトリック・ウィルソンと共にGAPのCMに出演。2008年秋からはグッチのファイン ジュエリーの広告塔に起用される[5]。 2010年、『テンプル・グランディン 自閉症とともに』でエミー賞主演女優賞とゴールデングローブ賞主演女優賞受賞、翌年の『HOMELAND』で二年連続ゴールデングローブ賞主演女優賞受賞の快挙を達成。 清純派のイメージが強いためヌードシーンを演じることが少ない。 私生活1998年にイェール大学に進学し、心理学を専攻していた[6]が、女優業に専念するため退学した。 歌手のベン・リーと6年ほど交際したが2003年に破局。2004年からは映画で共演した俳優のビリー・クラダップと交際をはじめたが、クラダップは恋人のメアリー=ルイーズ・パーカーの妊娠中に彼女と別れてデインズと交際しだしたため、二人の交際はゴシップの的となった。二人は結局2006年12月に破局[1]。 2009年2月に『いつか眠りにつく前に』で共演したイギリスの俳優ヒュー・ダンシーと婚約[7]。2009年9月にフランスで結婚式を挙げた[8][9][10]。2012年、第一子妊娠を発表し、12月に男児(Cyrus Michael Christopher Dancy)が生まれた[11]。2015年、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに選出される。2018年8月に次男が誕生している。 批判1998年に『ブロークダウン・パレス』撮影時に訪れたフィリピンに対して、「マニラには下水道がなくてゴキブリの臭いがする。腕や足、目や歯がない人がいる」や「不気味で気持ち悪い」という発言をした。これに対して、フィリピン政府はクレア・デインズが出演している全ての映画の永久上映禁止、またジョセフ・エストラーダ大統領(当時)は永久入国禁止まで言い渡した。本人は「誤解だった」と釈明し、イェール大学で外交学を学ぶ意向があるとした。しかしフィリピン政府は「永久に許すつもりは無い」と言明している[12]。 主な出演作品備考にテレビとないものは映画作品。
脚注
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