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クラマゴア (潜水艦)

USS クラマゴア
基本情報
建造所 エレクトリック・ボート造船所
運用者 アメリカ合衆国の旗 アメリカ海軍
艦種 攻撃型潜水艦 (SS)
級名 バラオ級潜水艦
艦歴
起工 1944年3月16日
進水 1945年2月25日
就役 1945年6月28日
退役 1975年6月12日
除籍 1975年6月27日
その後 1981年からサウスカロライナ州チャールストンで公開。
要目
水上排水量 1,526 トン
水中排水量 2,424 トン
全長 311フィート9インチ (95.02 m)
水線長 307フィート (93.6 m)
最大幅 27フィート3インチ (8.31 m)
吃水 16フィート10インチ (5.1 m)
主機 ゼネラルモーターズModel 16 V16ディーゼルエンジン×4基
電源 ゼネラル・エレクトリック発電機×2基
出力 5,400馬力 (4.0 MW)
電力 2,740馬力 (2.0 MW)
最大速力 水上:20.25ノット
水中:8.75ノット
航続距離 11,000海里/10ノット時
航海日数 潜航2ノット時48時間、哨戒活動75日間
潜航深度 試験時:400フィート (120 m)
乗員 士官10名、兵員71名
兵装
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クラマゴア (USS Clamagore, SS-343) は、アメリカ海軍潜水艦バラオ級潜水艦の一隻。艦名はスペイン語で「オウム」を意味し、西インド諸島から大西洋岸沿いに生息するブダイの一種ブルー・パロットフィッシュ英語版の通称に因んで命名された。

ブルー・パロットフィッシュ(通称Clamagore

艦歴

クラマゴアは1944年3月16日にコネチカット州グロトンエレクトリック・ボート社で起工した。1945年2月25日にM・J・ジェーコブスによって命名、進水し、1945年6月28日に艦長S・C・ルーミス・ジュニア中佐の指揮下就役する。

クラマゴアは1945年9月5日に母港として指定されたフロリダ州キーウェストに到着した。就役後は様々な艦隊および艦隊ソナー学校での任務に従事し、しばしばキューバヴァージン諸島を訪問した。1947年12月5日にフィラデルフィア海軍造船所に入渠し、GUPPY II 改修が行われた。1948年8月6日にキーウェストに帰還、その後8年間を沿岸およびカリブ海での作戦活動に費やした。その間の1953年2月3日から4月16日までは地中海での配備に就いた。

クラマゴアは1957年初めにニューロンドンとニューポートを訪問し、3月13日にキーウェストに帰還した。9月23日から12月7日まで北大西洋でNATOの演習に参加し、イギリスポーツマスニューファンドランドアージェンティアを訪問した。1959年6月29日に新たな母港のチャールストンに到着、近海での作戦活動後、1960年4月5日に地中海で第6艦隊の配備に就く。7月まで地中海での任務に従事した後、チャールストンに帰還した。1960年の残りは東海岸沖での作戦活動に従事した。

1962年にクラマゴアはGUPPY III 改修が行われた。艦首部にコントロール・ルームが装着され船体は15フィート (4.6 m) 延長された。またプラスチック製のセイルと BQG-4 PUFFS パッシブ・ソナーが装備され、船体上部に3基のフィン状センサーが装着された。

クラマゴアの改修は1963年2月に終了し、母港はニューロンドンへ変更された。

クラマゴアは1975年6月12日に退役し、1975年6月27日に除籍された。その後1979年8月6日に博物館船として寄贈された。

クラマゴアは1981年4月にサウスカロライナ州チャールストンのペイトリオッツ・ポイント海軍海事博物館英語版に到着し、博物艦船としてヨークタウン (USS Yorktown, CVS-10) 、ラフィー (USS Laffey, DD-724) 、インガム (USCGC Ingham, WHEC-35)と共にドック入りした。

クラマゴアは国立史跡登録番号 89001229 であり、1989年6月29日にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定された。

外部リンク


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