ガーフィールド郡 (モンタナ州)
ガーフィールド郡(英: Garfield County)は、アメリカ合衆国モンタナ州の中央部東に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は1,206人であり、2000年の1,279人から5.7%減少した[1]。郡庁所在地はジョーダン(人口343人[2])であり[3]、同郡で人口最大の自治体でもある。 ガーフィールド郡はティラノサウルスの世界でも大きな標本のうち4つ(1994年時点)が発見され発掘された所として名高い。この恐竜の頭骨がガーフィールド郡博物館に展示されている[4]。 地理アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は4,848平方マイル (12,556.3 km2)であり、このうち陸地は4,668平方マイル (12,090.1 km2)、水域は179平方マイル (463.6 km2)で水域率は3.70%である[5]。平均人口密度は0.1058 人/km² (0.274人/平方マイル) であり、アラスカ州を除けば、国内の郡で3番目に小さい(さらに小さいのはテキサス州ラビング郡とネバダ州エスメラルダ郡)。 主要高規格道路隣接する郡
国立保護地域
政治ガーフィールド郡は共和党の強固な地盤である。モンタナ州内でもまた国内でも共和党色の強い方の郡である[6]。 この郡で民主党の大統領候補が制したのは1940年のフランクリン・ルーズベルトが最後になっている[7]。最近5回の大統領選挙でも、民主党候補は16%以上の得票ができなかった[8]。2000年の大統領選挙ではジョージ・W・ブッシュが87%を獲得したのに対し、民主党のアル・ゴアは8%しか取れなかった。2004年の選挙では、ジョージ・W・ブッシュに90.08%、ジョン・ケリーに7.94%だった。さらに2008年の場合でも、ジョン・マケイン上院議員が82.3%を獲得し、バラク・オバマ上院議員は15.1%に留まった。 ガーフィールド郡は地元の政治でも共和党支持である。民主党の現職知事ブライアン・シュバイツァーはこの郡で38%以上を獲得したことがない。また他の民主党知事候補についても長年この郡を制したことが無い[9]。州議会上院の第15選挙区、下院の第30選挙区に属しているが、どちらも共和党員の議員が務めている[10]。 人口動態
都市と町町
その他の町
脚注
外部リンク
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