エルクレスCF
エルクレス・デ・アリカンテ・クルブ・デ・フトボル, S.A.D.(Hércules de Alicante Club de Fútbol, S.A.D. (スペイン語発音: [ˈerkules]))は、スペイン・バレンシア州アリカンテに本拠地を置くサッカークラブ。2023-24シーズンはセグンダ・フェデラシオンに所属している。 歴史1922年創設。1935-36シーズンに初めてプリメーラ・ディビシオン(1部)に参戦したが、その後の約40年間は主にセグンダ・ディビシオン(2部)でプレーし、時にはテルセーラ・ディビシオン(当時3部)にも在籍した。1961年から1969年までは同じアリカンテに本拠地を置くアリカンテCFがエルクレスCFの若手有望株を育成するクラブとして機能した。1970年代半ばから1980年代後半にかけてプリメーラ・ディビシオンに計10シーズン在籍した後はセグンダ・ディビシオンやセグンダ・ディビシオンB(3部)でプレーし、1995-96シーズン終了後に9年ぶりのプリメーラ・ディビシオン昇格を決めたが、この時は1シーズンでセグンダ・ディビシオン降格となり、再びセグンダ・ディビシオンBまで落ちた。 2004-05シーズンはセグンダ・ディビシオンBを2位で終え、昇格プレーオフを勝ち抜いて5シーズンぶりにセグンダ・ディビシオンに昇格した。2005-06シーズンから3シーズンはセグンダ・ディビシオンで確固たる地位を築き、2008-09シーズンは昇格したCDテネリフェと勝ち点3差の4位で昇格を逃した。2009-10シーズンは常に昇格争いに絡むシーズンを送った。41節のラーヨ・バジェカーノ戦は前半終了時点で0-1と劣勢だったが、後半に2-1と逆転して勝利し、レアル・ベティスを上回って昇格圏内の3位に浮上した。最終節(42節)はセグンダ・ディビシオンB降格の危機にあったレアル・ウニオンに2-0で勝利し、13シーズンぶりのプリメーラ・ディビシオン昇格を果たした。レバンテUD、エルクレスCF、レアル・ベティスの3クラブは同勝ち点であり、得失点差で昇格クラブが決まる接戦であった。 2010-11シーズン、2010年9月11日にカンプ・ノウで行われたFCバルセロナ戦はネルソン・バルデスの2得点で2-0と勝利した[1]。FCバルセロナはホームで13連勝中であり、3ヶ月以上に渡って1得点以上を挙げていたが、どちらの記録もストップさせ、1年3か月ぶりにホームでの敗北を与えた[2]。両者の対戦は1996-97シーズン以来であったが、この勝利でFCバルセロナに対して3連勝となった[3]。シーズン前半戦は順位表の中位に位置したが、後半戦に失速し、19位でセグンダ・ディビシオン降格となった。 タイトル国内タイトル
過去の成績
歴代監督
歴代所属選手→詳細は「Category:エルクレスCFの選手」を参照
GK
DF
MF
FW
脚注
外部リンク |