イースタンモータース
イースタンモータース東京株式会社(イースタンモータースとうきょう、Eastern Motors Co.,Ltd.)は、東京都で営業するタクシー会社で、梅田交通グループに属する[1]。 概要1946年に創業し、本社を江東区新木場に置く。都区内の直営営業所は一部事業会社を除いてEM無線に加盟し、ほかの地域は自社無線で配車する。 1999年に大阪の北港梅田ハイタク事業協同組合に買収され、梅田交通グループに加盟して社名をイースタンモータース東京とした。 大田区羽田旭町のイースタンエアポートモータースは系列会社であったが、1999年に全日本空輸が買収し、2011年に両備ホールディングスへ売却され、2021年に日本交通が買収した。 2000年に廃業した貸切バス専業のバス会社「イースタン観光」[注釈 1]もグループ企業であった。 かつて世田谷区千歳台でボルボ車を販売した。福井県の輸入車ディーラー「イースタンモータース」、京都府でボルボ・カーズを販売して2006年夏に廃業した「ニューイースタン」はともに関連がない。 2024年2月16日にEM無線は無線配車業務を日本交通へ移管し、EM加盟タクシーを指定する際はタクシー配車サービス GOで加盟タクシー会社を指定する[2]。東京観光タクシー[3]と後払いチケット契約[4]は扱わない。 沿革
営業所
系列会社[]内は行灯に表記される社名。 秋田県群馬県
埼玉県千葉県東京都
神奈川県
車両行灯は旧EM自交無線と同じ仕様で、東京都多摩地域は「E無線」、神奈川は「EK無線」、千葉は「EC無線」、埼玉は「ES無線」であったが、現在は都区内と一部の他区域車は「EM」、それ以外は「イースタン無線」に統一されている。都区内車の無線番号の頭と行灯の表記は「EM」で行灯の幅が縮小されている。 かつて住友商事と資本関係があり、1980年代からマツダがタクシー車両の生産から撤退する1995年まで、関東地方では珍しく一貫して営業車両にマツダ車を導入した。中型車はルーチェ(LA4・HB・HC系)、小型車はカペラ、カスタムキャブを使用した。マツダがスポンサーを担当したテレビドラマに当社タクシーが登場した。かつてフジテレビ内にハイヤー営業所を置き、グループ営業エリア内に日活調布撮影所、東宝スタジオ(世田谷区砧)、国際放映(東京メディアシティ)など撮影所が多く所在することからドラマ撮影などで利用された[注釈 5]。 脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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