イサック・クエンカ
フアン・イサック・クエンカ・ロペス(Juan Isaac Cuenca López, 1991年4月27日 - )は、スペイン・カタルーニャ州タラゴナ県レウス出身のサッカー選手。ポジションはFW、MF。 来歴カタルーニャ州タラゴナ県ラウスで生まれた。2003年、11歳でFCバルセロナに入団した。2003-04シーズンは、バルセロナの下部組織インファンティルBに所属し、2005-06シーズンにはカデッテBに昇格した。しかし、2006年、バルセロナのノウ・バリス地区にあるCFダムのカデッテAチームに移籍し、2007年には生まれ故郷レウスのCFレウスへと移籍した。CFレウスで2007-08と2008-09の2シーズンを過ごした後、2009-10シーズンにバルセロナの下部組織フベニールAに復帰している。2010-11シーズンにはCEサバデルにローン移籍し、CEサバデルのセグンダ・ディビシオン昇格に貢献した[1][2]。 2011-12シーズン、バルセロナに復帰すると、リザーブチームであるFCバルセロナBに所属し、更にプレシーズンの遠征ではトップチームに帯同した[2]。 2011年10月19日、UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグ第3節FCヴィクトリア・プルゼニ戦において、トップチームの公式戦に初出場を果たすと[3]、10月25日のリーガ・エスパニョーラ・グラナダCF戦では先発出場しそのままフル出場を果たし、10月29日のマジョルカ戦では公式戦初得点を記録している。その後もトップチームのダビド・ビジャやアレクシス・サンチェスに故障が相次いだこともあり、下部組織の所属ながらトップチームにずっと帯同した[4]。2012年1月28日、2015年までの契約延長に合意し、トップチーム契約を結んだことが発表され[4]、2月1日、違約金2000万ユーロ、2015年までの契約と正式に契約延長が発表された[5]。2013年1月30日、シーズン終了までアヤックス・アムステルダムにレンタル移籍した[6]。2014年7月10日、バルセロナとの契約を解除し退団した[7]。 Jリーグへの移籍なども噂されたが、2017年6月29日、イスラエルのハポエル・ベエルシェバFCに加入[9]。 2019年1月19日、J1・サガン鳥栖への加入が発表された。3月17日のジュビロ磐田戦でJリーグ初ゴールとなる決勝ゴールを決めるなど[10][11]、年間29試合6ゴールを決めて[11]、サガンのJ1残留に重要な役割を果たした[12]。 ヴィッセル神戸も獲得に興味を示していたが[12]、2019年12月29日、J1・ベガルタ仙台への完全移籍での加入が発表された[13]。しかしプレシーズン中に右ヒザ半月板損傷、手術をした影響で長期離脱の見込みとなった[14]。 2021年4月20日、スペインに帰国し膝の治療に専念するため、ベガルタ仙台を退団すると発表された[15]。 2023年3月にオランダSoccerNews.nl のインタビューで語ったところによれば、2023年初めに地元でささやかな別れを告げるチャリティーマッチがFCバルセロナの元選手たちとレウスのベテランによって開催された。その試合でクエンカ自身はプレーをしておらず、娘と遊ぶ時を除いてサッカーをすることはないとしている。一方でサッカーへの関与は続ける意向で、トレーナーになる願望に加えて会社の設立に奔走しており、自身と同じく膝の問題を抱えるアスリートのために冷却装置を販売したいとのことである[16]。 所属クラブ
個人成績クラブでの成績
タイトル
出典・脚注
関連項目外部リンク
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