アロイス・フォン・リヒテンシュタイン (1968-)
アロイス・フォン・ウント・ツー・リヒテンシュタイン(ドイツ語: Alois von und zu Liechtenstein, 1968年6月11日 - )は、リヒテンシュタイン侯国の法定推定相続人。称号は、リヒテンシュタイン侯世子(Erbprinz von und zu Liechtenstein)およびリートベルク伯(Graf zu Rietberg)。 経歴当時侯世子だったハンス・アダム2世と妃マリーの長男として、チューリッヒに生まれる。ファドゥーツの学校を卒業後、イギリスのサンドハースト王立陸軍士官学校に入学した。その後コールドストリームガーズの一員として香港とロンドンで軍務に就き、半年後にザルツブルク大学に入学。その後、法哲学の修士号を得て修了した。 1996年までロンドンの企業に勤めた後、帰国して父の財務を担当していた。2004年8月15日より、公国の元首代行を務めている(日本では「摂政」と称されることが多いが、正式には"Regentschaft"(摂政)という職名は用いられておらず、2004年リヒテンシュタイン公勅令第171号では、"die Thronfolge als Meinen Stellvertreter"(余の君主権の代行)を行う者として"Stellvertretung"(代行者)を設置するとしているのみである)。 家族1993年7月、バイエルン公マックス・エマヌエルの長女ゾフィーと結婚、4子をもうけた。
脚注
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