アレックス・リッディ
アレッサンドロ・リッディ(Alessandro Liddi , 1988年8月14日 - )は、イタリア出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。現在は、メキシカンリーグのベラクルス・イーグルス所属。 イタリア出身イタリア育ちとしては初のメジャーリーガー。アレックス・リディと表記される場合もある。 経歴プロ入り前2004年のAAA世界野球選手権大会に出場。 2005年のMLBのヨーロッパアカデミー参加をきっかけに、シアトル・マリナーズと契約。 マリナーズ時代2006年からルーキーリーグのアリゾナリーグでプレー。同年、A級ミッドウェストリーグのウィスコンシン・ティンバーラトラーズでもプレー。同年のIBAFインターコンチネンタルカップにイタリア代表で出場。2007年の欧州野球選手権大会、IBAFワールドカップにも出場している。 2011年9月7日、メジャーデビューを果たす。これまで、イタリア出身のメジャーリーガーは6人いたが、全員が幼少期にアメリカへ移住しているため、生粋のイタリア人としては初のメジャーリーガーとなった[1]。9月19日のクリーブランド・インディアンス戦では、デビッド・ハフからメジャー初本塁打を放った。翌20日には同点二点本塁打を放った。この年AAA級タコマ・レイニアーズでは、138試合に出場し、打率.259、30本塁打、104打点を記録した。 2013年は開幕前に、2大会連続で第3回WBCイタリア代表に選出される。6月28日に、DFAとなる。7月6日にボルチモア・オリオールズにトレードで移籍した。[2] マリナーズ退団後2014年、シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結ぶが、5月13日に解雇となった。5月16日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結ぶ。12月28日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結ぶ。 2015年は傘下のAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、オフに自由契約となる。 2016年1月12日、ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだが[3]、3月31日に自由契約となり[4]、4月1日にメキシカンリーグのキンタナロー・タイガースと契約[4]。 2017年3月28日にトレードでティフアナ・ブルズに移籍[4]。 2018年3月12日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[4]。オフの11月2日に自由契約となった。 2019年当初はメキシカンリーグのユカタン・ライオンズと契約したが、メキシカンリーグ開幕前の4月2日に台湾プロ野球の中信兄弟と契約。33試合の出場で打率.243、7本塁打、OPS.766の成績に留まり6月4日に自由契約となった[5]。6月8日にユカタン・ライオンズと再契約した[4]。 2021年限りでユカタン・ライオンズを退団。 2022年はいずれの球団にも所属せず、オフはメキシコのウィンターリーグ(LMP)でプレー。 2023年以降はメキシカンリーグでプレーしている。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
代表歴脚注
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