アリス・コルトレーン
アリス・コルトレーン(Alice Coltrane, 出生名:Alice McLeod, 1937年8月27日 - 2007年1月12日)は、アメリカのジャズ・ミュージシャンでピアノ、オルガン、ハープ奏者。ジョン・コルトレーンの妻としても知られる。 経歴ミシガン州デトロイトに生まれ、クラシック音楽を学び、ピアノをバド・パウエルより習う。デトロイトで自己のトリオやヴィブラフォン奏者のテリー・ポーランドとデュオを組んで、プロとして活動し始める。1962年から1963年にかけてテリー・ギブスのカルテットにも参加し、この間にジョン・コルトレーンと出会っている。1965年にマッコイ・タイナーに代わり、ジョンのグループに参加。翌年にジョンと結婚するが、翌年にジョンは肝臓癌の為に亡くなる。なお、彼との間にジョン・ジュニア(長男)、サックス奏者のラヴィ・コルトレーン(次男)、サックス・クラリネット奏者のオラン・コルトレーン(三男)がいる。しかしジョン・ジュニアは1982年に交通事故で亡くなっている。 彼女の特に重要なレコーディングはインパルス!レコードにて1960年代後期から1970年代前期にかけて録音されたものである。 彼女はインドの指導者(グル)、サティヤ・サイ・ババの信者でもある[1]。1972年にカリフォルニア州に移り、1975年にインド哲学のヴェーダーンタ学派のセンターを創設する。1970年代後半にはTuriyasangitananda(トゥリヤサンギータナンダ)に改名[2]。時折であるが、アリス・コルトレーン名での音楽活動も続けている[3]。 1990年代以降も音楽活動を続け、2006年秋に、活動25周年記念として三度のコンサートを開き、ジョン・コルトレーン生誕80周年のコンサートを息子のラヴィやロイ・ヘインズ、チャーリー・ヘイデンと行った[3]。 2007年、カリフォルニア郊外の病院にて呼吸不全で死亡。 ディスコグラフィアルバム
コラボレーション
コンピレーション
出典
関連項目
外部リンク |