葛野大路通葛野大路通(かどのおおじどおり[1])は、京都府京都市の主要な南北の通りの一つ。 概要西京極地区を貫く通りであるが、平安京西辺の西京極大路からは一筋東側の無差小路(むさのこうじ)にほぼ相当する。通りの名称は、この地が古代の律令制における山城国葛野郡葛野郷にあたる[2]ことによるとされる。 北側は暫定的に新二条通までが開通しており、以南で太子道・御池通・三条通・四条通・五条通・七条通・八条通・九条通・久世橋通・祥久橋・津知橋通等と交差する。 北側は丸太町通(新丸太町通)までの延長が計画されている[3]。長らく四条通が北端だったが、1993年(平成5年)9月16日に御池通 - 太子道間が、2004年(平成16年)4月5日に四条通 - 三条通間、2005年(平成17年)3月19日[4]に三条通 - 御池通間が順次開通し、現在は新二条通が北端となっている。西側に並行する天神川通(国道162号)のバイパス道路としての役割も担っている。葛野大路御池交差点は京都市営地下鉄東西線太秦天神川駅至近となり、右京区総合庁舎も駅の真上に新しく移転した。 南側は久我橋東詰の津知橋通まで開通している。長らく国道171号の久世橋東詰の石原交差点を越えた先の市道向日町上鳥羽線の部分開通地点(第二久世橋の東詰予定地点)までとなっていたが、接続する都市計画道路の整備とともに南へ延伸された。市道向日町上鳥羽線(祥久橋東詰)と交差ののち、名神高速の手前で北行と南行のルートが上鳥羽塔ノ森公園をはさむ形で分かれ、南行が新城南宮道と交差したのちにそれぞれ津知橋通(久我橋東詰)と交差して終点となっており、京都市内西部と久世・久我・向日方面を結ぶバイパス道路の役割を担っている。 沿道の主な施設交差する道路など
脚注
関連項目
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