マイケル・ジアッチーノ
マイケル・ジアッチーノ(Michael Giacchino; イタリア語発音: [dʒakˈkiːno] 発音例、1967年10月10日 - )はアメリカ合衆国の作曲家。アメリカ、ニュージャージー州リバーサイド生まれ。 音楽家としての活動を始めたのは1995年頃で、当初は家庭用ゲーム、アーケードゲームなどの音楽の作曲を中心としていた。その後、徐々に知名度を上げ、やがてテレビドラマやハリウッド映画の音楽も担当するようになり、2009年のアニメ映画『カールじいさんの空飛ぶ家』ではアカデミー作曲賞を受賞した。 日本における片仮名表記はイタリア語の発音に近い「ジアッキーノ」のほか、英語読みの「ジアッチーノ」「ジアッキノ」も用いられるが、発音に関しては本人のツイッターのプロフィール欄にて「JUH-KEY-NO」であると明記されており、「ジアッキーノ」表記がこれに最も近い。 概要1999年、『メダル・オブ・オナー』での音楽が高評価を受ける。 2001年にJ・J・エイブラムスのテレビドラマ『エイリアス』[1]の音楽を担当したのがきっかけで、エイブラムス製作によるテレビ番組(『LOST』『FRINGE』『Alcatraz』)の音楽を続けて担当。 2004年、『Mr.インクレディブル』(ピクサーのアニメ映画、ブラッド・バード監督)で劇場作品の音楽を初担当。続けて、同じバード監督の『レミーのおいしいレストラン』でも起用され、さらには『カールじいさんの空飛ぶ家』(アカデミー作曲賞、グラミー賞を受賞)と、ピクサー作品の音楽を次々と担当。 実写映画では、2006年にエイブラムスの劇場版初監督作品となったアクション映画『ミッション:インポッシブル3』の音楽を担当し、やはりエイブラムスが製作した『クローバーフィールド/HAKAISHA』や『スター・トレック』でも続投。その合間に、『スピード・レーサー』といった話題作の音楽も担当している。 2008年度のアカデミー賞授賞式では音楽監督を務めた。 2011年12月公開の映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では、エイブラムス(製作・脚本)とバード(監督)の両者と組んだ。 2020年配信のテレビドラマアンソロジーシリーズ『スタートレック:ショートトレック』シーズン2では一話の監督を務めた。 ディスコグラフィテレビゲーム音楽
テレビドラマ
劇場映画
その他
受賞歴
脚注
関連項目
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