『ドビーの青春』(ドビーのせいしゅん、原題: The Many Loves of Dobie Gillis)は、1959年9月29日から1963年6月5日までアメリカのCBSで放送されたシチュエーション・コメディのテレビドラマ。日本でもテレビ放映された。
概要
1953年に公開されたミュージカル映画『やんちゃ学生(英語版)』のためマックス・シャルマン(英語版)が書いた脚本を元に製作された。
出演はドゥエイン・ヒックマン(英語版)やボブ・デンヴァーなど。
日本では、1960年10月1日から1961年9月30日までKRテレビ(現:TBS)で、毎週土曜日に19時から30分枠で放映された(日本語吹替版)。開始当初は『ドビー・ギリス』というタイトルだったが、1960年11月12日放送分より『ドビーの青春』に改題された[1]。帝国人造絹絲(現:帝人)の一社提供。この後同枠に『わんぱくデニス』(第2期)が金曜19:30より移動するのに伴い、1961年10月6日より枠交換で金曜19:30に移動し『愉快なドビー』(ゆかいなドビー)と改題し、1962年3月9日まで継続した[2]。提供は帝人が土曜20:00の『サーフサイド6』に提供枠を移動したため、日本水産に変更した[3]。
日本国内では未ソフト化だが、続編である1988年製作の『ドビーの青春スペシャル』はVHSで発売されている[4]。
キャスト
- ドビー・ギリス:ドゥエイン・ヒックマン(英語版)(吹替:井上真樹夫)- 主人公で普通の高校生。美人のガールフレンドを持つことを夢見ている。放送の度に、考える人の像の前で同じポーズをとって話す場面があった。
- メイナード・クレブス:ボブ・デンバー - ドビーの親友。
- ゼルダ・ギルロイ:シーラ・ジェームズ(英語版) - ドビーのクラスメイト。秀才でドビーと結婚することを夢見るが、美人ではないためドビー本人は興味を持っていない。
- タリア・メニンガー:チューズデイ・ウェルド - 美人のクラスメイトで、ドビーにとってはマドンナのような存在。
- ミルトン・アーミテージ:ウォーレン・ベイティ - 大金持ちでクラスの人気者。タリアに気があり、ドビーにとっては恋敵のライバル。
※その他吹替:天田俊明、白川澄子
スタッフ
出典
- ^ 『毎日新聞』毎日新聞社、1960年11月5日・同年11月12日のラジオ・テレビ欄。
- ^ 『毎日新聞』毎日新聞社、1961年10月6日 - 1962年3月9日のラジオ・テレビ欄。
- ^ 『「TBS50年史 資料編」』東京放送、2002年1月、139頁。
- ^ 規格品番:CFX-1633
外部リンク
KRテレビ→TBSテレビ系列 土曜19:00枠 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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ドビー・ギリス ↓ ドビーの青春
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KRテレビ→TBSテレビ系列 帝国人造絹絲一社提供枠 |
コルト45
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ドビー・ギリス ↓ ドビーの青春
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TBS系列 金曜19:30枠 |
わんぱくデニス(第2期) 【枠交換で土曜19:00に移動】
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愉快なドビー
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