SH2101V
FOMA SH2101V(フォーマ - )は、シャープによって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末である。 概要当端末はシャープ初のFOMA端末であり、それと同時にFOMA初のPDA一体型端末として登場した。 M1000発売までの間長らく、FOMAシリーズ唯一のPDA一体型でスマートブックの端末であった。 QWERTY配列のキーボードを採用し、OSにはザウルスをベースとしたものを搭載、感圧式のタッチパネルをタッチペンで操作し、表計算やメモ編集ができるなど、現在のスマートフォンに近い機能を有していた。 通話は付属のBluetooth接続によるペン型ハンドセットで受話器のように行なう事も、端末本体でハンズフリーで行うことも可能。通話の他にも音楽再生のリモコン操作や受信メールの確認、発着信も可能となっている。 本体のカメラを見ながら、TV電話をすることも可能である。通信機能としてはiモードのほかに、mopera等の通常のISPに接続しWeb画面の閲覧やPOP、IMAPメールの送受信も可能である。 このほかに本体にはUVコーティングが施されており、塗装の剥がれや傷を防ぐ配慮がなされている[1]。 発売当時は本機に競合する端末がなかったため、実売価格が10万円を越える高額機になっていた。 これは現在のスマートフォン(ハイエンドモデル)の価格に匹敵する。 シャープからは後に、EM・ONE等のスマートフォンやWILLCOM D4等、本機を上回るスペックの製品が発売されている。 また、ドコモ・FOMAに限れば実に7年半越しとなる2009年2月にQWERTY配列キーボードにテレビ電話・iモード・フルブラウザ・iコンシェル・HSDPAを初めとするFOMAの最新機能を盛り込ませたSH-04Aが発売された。 グッドデザイン賞の受賞当端末は2003年度グッドデザイン賞を受賞している[1]。 受賞理由としては、Bluetooth子機を有していることに次世代感があること[1]が挙げられている。 歴史
不具合NTTドコモおよびシャープより不具合は発表されていない。 関連項目脚注出典
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