『月刊Peke』(ペケ)は、みのり書房が発行していた日本のSF漫画雑誌。創刊編集長は自販機本『少女アリス』編集長の川本耕次。
概要
1978年9月創刊。コミックマーケットを創設した漫画批評集団「迷宮」周辺のスタッフにより創刊された『JUNE』とならぶニューウェーブ漫画誌のひとつである[1]。吾妻ひでおや内山亜紀などのSF作品を掲載していたほか、迷宮で評価が高かった同人作家のさべあのまを輩出した。1979年2月廃刊。終刊号では幻の漫画雑誌『COM』を大特集しながら自らも幻の雑誌となった[2][3]。後継誌は『月刊コミックアゲイン』。
連載作品
脚注
- ^ コミックマーケット準備会『コミックマーケット30’sファイル』青林工藝舎, 2005年7月, 90頁(初出:米沢嘉博「夢の記憶 記憶の夢─コミケット私史─」の中「JUNEとPEKE」『コミケット年鑑'84』コミケット準備会, 1985年8月, 148頁)
- ^ 「それから最近奇想天外社から出た吾妻ひでおさんの『パラレル狂室』は実に面白い。幻の雑誌『ペケ』に連載当時、全国のロリコン少年達の胸をときめかした『ど〜でもいんなーすぺーす』も収録されています。やっぱり、あの方は天才だ! 一度お会いしてみたいものだ」蛭児神建「ロリコン図書リスト」(無気力プロ『シベール』Vol.2, 1979年7月27日発行, 43頁)
- ^ COM - 明治大学米沢嘉博記念図書館
外部リンク