OMON
OMON(オモン[1]、露: ОМОН; ロシア語: отряд мобильный особого назначения、英語: Special Purpose Mobile Unit)とは、ロシア国家親衛隊の特殊部隊。デモ・暴動の鎮圧を主な任務としている。また一般警察を支援する任務にも携わり、例として武装犯罪集団の取り締まり、薬物犯罪の取り締まり、人質事件への対応、刑事事件の被疑者を移送する際の警備、特定の建築物の警備を挙げることができる。 OMONは、ロシア国家親衛隊のもう一つの特別警察組織であるSOBRよりもはるかに規模が大きく、よく知られている。現代では、OMONは機動隊、または憲兵隊のような準軍事組織として機能している。OMON部隊はベラルーシ、カザフスタン、タジキスタン、その他の旧ソ連諸国にも存在する。しかし、旧ソ連の部隊の中には、名前や頭字語を変更したものもある。ロシア語話者は、OMON将校を一般にオモノフツィ(ロシア語:омоновцы、単数形:omonovyets –ロシア語:омоновец)と呼ぶ[要出典]。 歴史1988年10月3日、ソビエト連邦内務省の監督下においてモスクワに「Отряд милиции особого назначения」(ОМОН、特別任務民警支隊)創設[2]。 2011年11月30日、内務省令により「Отряд мобильный особого назначения」(特別任務機動隊)に改称[3]。 装備AK-74,AK74U,AK74M,9A91,RPGシリーズのロケットランチャー、マカロフPMなどの銃器、警棒、ライオットシールド、スタングレネード、催涙スプレー、放水砲、長距離音響装置で武装している。 使用するヘルメット:ЗШ製Zsh-1-2M、K6-3、STSH-81 使用するベスト・ボディーアーマー:V95、M22、M24、Kora-1M、VV-1 黒いベレーと青を基調とした警察迷彩服の姿が知られているが、野戦など任務ごとに応じてそれ以外の色の制服を着用することもある。 主な活動
著名人物元OMON隊員の経歴を持つ人物 脚注
関連項目
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