Momoco
『Momoco』(ももこ)は、かつて学習研究社(現・学研ホールディングス)から出版していた、日本の月刊女性アイドルグラビア雑誌。 概要同社(事業部門は学研パブリッシングに分割)が発行している『BOMB』の姉妹誌として1983年11月にNo.1として創刊した。1984年1月にNo.2を発刊。そして1984年4月号より月刊化された。 大判のグラビアが特徴で、投稿写真の多かったBOMBよりも読者の対象年齢をやや高く設定しており、ヌードも併せて掲載していた。 雑誌タイトルの「Momoco」は、当時の新人アイドル・菊池桃子の売り出し戦略と深く関係し、イメージガールも菊池が務め、創刊号の表紙を飾ることで本格デビューしている。 ライバル誌の台頭や女性アイドルの衰退による発行部数の減少等により約10年後の1994年1月号をもって休刊(廃刊)となる(この休刊に際しては、毎日新聞の社会面で報じられるというアイドル雑誌としては異例の待遇ともなった)。 モモコクラブ雑誌の中ほどにある特別ページ。自薦他薦・芸能事務所に所属しているか否かを問わず美少女を募り、編集部が認定した少女を写真とともに紹介している、一種のアイドルオーディションのようなコーナーであった。通し番号としてつけられた「桃組出席番号」という名称はそのままおニャン子クラブの「会員番号」に取り入れられたとされる。 1986年からはTBS系列でテレビ番組『モモコクラブ』が放送開始され、数多くの桃組メンバーがレギュラー出演した。 1980年代から現在まで活躍している女性タレントの中には、かつてこのモモコクラブに登場していた者も多く、「有名になる前の姿が見られる」として、バックナンバー(特に現在著名タレントになっている者が初登場したバックナンバー)はオークションや古本市場で高値で取引されている。 主なモモコクラブ出身者
Momoco写真館初期は巻頭を、末期は巻末を飾ったグラビアページ。撮影は小澤忠恭が担当、モデルとなった人物は女性アイドルから女優まで幅広い人選であった。水着着用のシーンが多く、横たわらせたり、四つん這いや前屈みポーズが多いのが特徴。 カメラ雑誌『CAPA』(発行:ワン・パブリッシング)2020年11月号より、当時のポジフィルム原版を最新のデジタル技術でスキャンした"リマスター画像"を掲載するリバイバル企画を実施。2021年7月27日、上記内容に未公開カットを加えたデジタル写真集『デジタルMomoco写真館』をシリーズ化してリリース。第一弾は『本田理沙 デジタルMomoco写真館』。今後、酒井法子、島田奈美、姫乃樹リカ、本田美奈子.、森尾由美、渡辺満里奈らの写真集がリリースされる[1]。 童貞物語『BOMB』に於ける「パンツの穴」と同様の読者投稿ページ。男女の恋愛について赤裸々に綴った物が多かった。「パンツ-」に続いてこちらも映画化されたが、女性アイドルが主演となってからは、頭に「新-」と付くなど投稿とはかけ離れたものになっていった。 関連項目脚注
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