COMIC メテオ
『COMIC メテオ』(コミック メテオ、COMIC Meteor)は、フレックスコミックスが運営する日本の無料ウェブコミック配信サイト。2012年4月25日開設[1]。創刊時のキャッチコピーは「マンガ界のド新人」。 概要基本概要2012年4月25日にガイアホールディングス(現・アプリックス)傘下であったジー・モードが、G-modeの「ゲーム」とAICの「アニメーション」とのクロスメディアによるコンテンツ拡大を目的として完全無料・登録不要で読めるハイクオリティ少年WEBコミック誌『COMIC メテオ』を創刊[2][3][4]。 2013年4月1日にガイアホールディングスがアプリックスIPホールディングスへと商号変更したことに合わせて同社の出版映像事業部に運営を移行[5][6][7][8]。 2016年1月4日に著作契約や出版物の製造業務委託契約等を行うアプリックスIPホールディングスの出版映像事業部を会社分割し、アプリックスIPパブリッシングを新設[9]。 2017年に編集部をアプリックス出版事業部コミック編集部からフレックスコミックスコミック編集部に移行[10][11]。同年7月1日にアプリックスIPパブリッシング株式会社がフレックスコミックス株式会社を吸収合併し、フレックスコミックス株式会社に商号変更。 2012年10月25日には主に女性読者を対象とした、兄妹誌の無料ウェブコミック配信サイト『COMIC ポラリス』がオープン[12]。編集長はメテオと同じく吉本美雅子であるため[7][13]、ポラリス作品がメテオへと出張掲載されるケースも存在する[14]。 閲覧環境としてはパソコンでは基本的にAdobe Flashを使用したビューアーを用いるが、スマートフォン等向けにHTML5形式のビューアーも用意されている。 掲載作家掲載作家は2012年4月の運営開始時からフレックスコミックス運営の各ウェブコミック誌にて作品を発表していた作家や、同社が主催していた新人賞・フレコミ漫画大賞の受賞作家がその多くを占めており、連載作品の中には第13回フレコミ漫画大賞ブラッド部門佳作受賞作品「深海魚のアンコさん」や同賞のブラッド部門審査員特別賞受賞作品「道割草物語」を連載化したものも存在している[15]。後述するようにフレックスコミックスとジー・モードの間には2012年8月時点より関係性があるため現在もフレックスコミックス関連作家が多く掲載されているが、このような関係性が持たれる前からフレックスコミックス関連作家が多かった事に関しての理由は明かされていない。なお現在はフレコミ漫画大賞の後継として「メテオ=彗星」から命名された「メテオ・ポラリス彗星賞(旧・G-mode新人コミック大賞)」がアプリックスにより主催されており、同賞の受賞作家も掲載陣に加わっている。 フレックスコミックス作品の移籍運営開始から3ヵ月後の2012年7月25日、フレックスコミックス運営の無料ウェブコミック誌『FlexComixブラッド』にて連載中で当時は休載が続いていた「天使のどろっぷ」と「ブレイク ブレイド」が突如『COMIC メテオ』へと移籍し連載を再開した[16]。その後9月5日にはメテオが受け皿となって無料ウェブコミック誌『FlexComixブラッド』・『FlexComixネクスト』(フレックスコミックス)掲載の一部作品を統合する事が発表[17]。ほぼ全ての移籍作品は9月中に移籍したが同月中のみブラッド・ネクストでも平行配信され、10月より全面的に連載を移行した[17]。この一連の動きは2012年8月にガイアホールディングス(当時)がフレックスコミックスを買収した事に起因しており[18]、これによってフレックスコミックス運営の各ウェブコミック誌はほぼ全て定期更新を終了している。買収などに関する詳細はフレックスコミックス#沿革を参照。またこれに関連して2012年10月17日よりニコニコ静画において、『ニコニコ メテオ』の誌名で掲載作品の再配信を開始している[注 1][20]。 主な連載作品
映像化作品アニメ化
テレビドラマ化
実写映画化
単行本掲載作品を収録した単行本レーベル〈メテオCOMICS〉が、発行:フレックスコミックス / 発売:ほるぷ出版[注 11]として2012年11月12日より刊行を開始した[23]。以降、基本的に毎月12日に発売[注 12]しているが、これは元々フレックスコミックスが発行していた〈Flex Comix〉レーベルを引き継いだ形になっており、フレックスコミックス各誌から移籍した作品の多くはこのレーベルへと移行した上で続刊が発行されている。ただし移籍作品の内『かむかむバニラ!』『ヒャッコ』『屋上姫』『神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン』『残念くのいち伝』はレーベルを移行せず従来通り〈Flex Comix〉レーベルより発行されている他、2012年10月12日に発売された『這いよれ! スーパーニャル子ちゃんタイム』の第2巻のみ〈Flex Comix〉レーベルのサブレーベル〈Flex Comix メテオ〉レーベルからの発行となっている(第3巻は〈メテオCOMICS〉へ移行しての発行)。 なおこれら単行本の奥付には2013年3月発売分までは制作として「ジー・モード」と記載されていたが[24]、翌4月発売分からは運営がアプリックスに変わった事により代わりに「COMICメテオ編集部」と記載されている[25]。 脚注注釈
出典
外部リンク
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