2015年世界ジュニア柔道選手権大会(第20回世界ジュニア柔道選手権大会)はUAEのアブダビで2015年の10月23日から10月27日まで開催された[1]。
大会結果
男子
女子
国別団体戦
男子
女子
各国メダル数
優勝者の世界ランキング
男子
女子
(出典[2]、JudoInside.com)。
世界ランキング1位の成績
男子
女子
(出典[2]、JudoInside.com)。
団体戦の完全制覇
今大会日本チームが男女の団体戦を制したことにより、世界カデ、ユニバーシアード、世界選手権をも含めて、同一年に世界大会における男女の団体戦を史上初めて完全制覇することになった[3][4][5]。
開催地決定の経緯
今大会の開催地には日本の横浜が立候補しており、全柔連副会長の山下泰裕も当選に自信を持っていたが、2014年8月23日に世界選手権が開催されるロシアのチェリャビンスクで開かれたIJF理事会でUAEのアブダビに決まった[6][7][8]。現地の全柔連関係者は理事会が開かれていたことさえ知らず、翌日になってIJFのホームページを見て事の経緯にようやく気付いたという。この結果に対して山下は、「IJFのビゼール会長と面会して落選の経緯を確認したい」と語った。今回の一件は、2013年8月に前全柔連会長の上村春樹が女子柔道強化選手への暴力問題の責任を取る形でIJFの会長指名理事を辞退することになって以来、日本からのIJF理事が不在になったことで国際柔道界における日本の影響力が低下していることが一因だとの指摘もなされている[9]。
脚注
外部リンク