2010 FIFA U-17女子ワールドカップ
2010 FIFA U-17女子ワールドカップ(英: FIFA U-17 Women's World Cup Trinidad & Tobago 2010)は、2010年9月5日から9月25日にかけてトリニダード・トバゴで開催された、第2回目のFIFA U-17女子ワールドカップである。6大陸団体の代表および開催国のトリニダード・トバゴの計16ヶ国が参加した。韓国が優勝し[1]、同国代表の余珉知が大会最優秀選手および大会得点王となった[1]。 開催国・大会エンブレムの決定2008年5月26日から27日にかけてオーストラリア・シドニーにて行われたFIFAの総会にて、トリニダード・トバゴが開催国となる事が決定した[2]。トリニダード・トバゴサッカー連盟は、カナダ代表監督であったエヴェン・ペレルッド (Even Pellerud) を招聘、ペレルッドはU-17代表監督に就任した[2][3]。2009年9月12日にポートオブスペインにて開催されたガーラ・セレモニーにて、同国の楽器であるスティールパンを用いたエンブレムが披露された[4]。 出場国予選大会にあたる大会は、2009年から翌2010年にかけて開催された。出場枠はAFC、CAF、CONMEBOL、UEFAが各3枠、CONCACAFが2枠、OFCが1枠、そして開催国が1枠と割り振られた[5]。
ナイジェリア女子代表の出場問題2010年6月30日、ナイジェリアのグッドラック・ジョナサン大統領により、ナイジェリアサッカー協会が組織するチームを、FIFA主催大会へ2年間出場させないとの声明がなされ[6]、これによりU-17ナイジェリア代表の出場が危ぶまれた。しかし翌7月5日、この声明は撤回された[7]。 選手一覧→詳細は「2010 FIFA U-17女子ワールドカップ参加チーム」を参照
会場一覧2001 FIFA U-17世界選手権開催のため、2001年に建設された4スタジアムに、ポートオブスペイン市内のヘイズリー・クロフォード・スタジアムを加えた5つのスタジアムが、会場として用いられた: 結果グループリーグ参加国は4か国よりなる4つのグループに分かれて総当り1回戦のリーグ戦を行い、各グループ上位2か国が準々決勝へと進む。グループリーグの組み合わせを決定するためのドローイングが2010年5月5日、ポートオブスペインにて開催された[8]。 グループリーグにおける順位決定基準は以下の通り。2か国以上が同点の場合は次の番号の基準で順位を決定する:
これら3基準全てが同点の国が2か国以上ある場合、以下の基準で順位を決定する:
グループ A
グループ B
グループ C
グループ D
決勝トーナメント
準々決勝
準決勝3位決定戦決勝
優勝国
表彰以下の賞が個人およびチームに授与された[9]:
得点ランキング
脚注
関連項目外部リンク |