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2004年の横浜ベイスターズ

2004年の横浜ベイスターズ
成績
セントラル・リーグ6位
59勝76敗3分 勝率.437[1]
本拠地
都市 神奈川県横浜市中区
球場 横浜スタジアム
球団組織
オーナー 砂原幸雄
若林貴世志
経営母体 TBS
監督 山下大輔
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2004年の横浜ベイスターズ(2004ねんのよこはまベイスターズ)では、2004年横浜ベイスターズの動向をまとめる。

この年の横浜ベイスターズは、山下大輔監督の2年目のシーズンである。

概要

山下政権2年目となったチームは6年前の日本一の立役者だった大魔神・佐々木主浩シアトル・マリナーズから獲得、またチームOBの松原誠をヘッド兼打撃コーチとして招聘。松原ヘッドコーチを含めコーチ陣のほとんどをチームOBで固め(福田功バッテリーコーチは中日出身)、石井琢朗鈴木尚典ら1998年の優勝&日本一メンバーが多く残っていたことから6年ぶりの覇権奪回が期待された。チームは出足の悪かった前年とは違い、4月を首位で終えるが、5月に入ってからは大きく負け越し、広島との最下位争いを強いられることになった。最終的に前年から借金を大幅に減らしたものの、優勝した中日に20ゲーム、3位の巨人に12ゲーム差をつけられ、3年連続の最下位でシーズン終了。投手陣は三浦大輔が負け越しながらも防御率でリーグ9位に入り、新外国人のスコット・マレンが7勝ながらチーム最多の投球回数をあげ、もう一人の新外国人セドリック・バワーズも規定投球回未満ながら3点台後半で健闘しチーム防御率は4.47でリーグ3位、そして守護神の佐々木は衰えが目立ったものの19セーブとまずまずの成績を残したが2ケタ勝利は0人。打撃陣は4番のタイロン・ウッズが本塁打王、佐伯貴弘がリーグ3位の.322、多村仁が3割40本100打点を達成し、内川聖一が前年から出場試合数を増やして17本塁打を放つなど最後まで打線が好調で、チーム打率は.279でリーグトップと前年から大幅に上がった。そして彼らの活躍が、翌年のAクラス入りにつながることになる。なお、契約満了に伴い山下監督はこの年限りで辞任、代わってTBSで野球解説者を務めていた牛島和彦が監督に就任した。オフにこの年本塁打王のウッズが中日に移籍。3年連続の最下位に加え、一場事件によって砂原オーナーが辞任に追い込まれるなど、まさに踏んだり蹴ったりの1年となった。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 石井琢朗
2 鈴木尚典
3 多村仁
4 T.ウッズ
5 村田修一
6 金城龍彦
7 内川聖一
8 相川亮二
9 三浦大輔
2004年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 横浜 -- 中日 -- 中日 -- 中日 -- 中日 -- 中日 --
2位 広島 1.0 巨人 1.0 巨人 5.0 巨人 2.5 巨人 5.0 ヤクルト 7.5
3位 中日 1.5 阪神 2.5 阪神 5.5 ヤクルト 4.5 ヤクルト 6.0 巨人 8.0
4位 阪神 広島 3.0 ヤクルト 6.5 阪神 6.5 阪神 9.5 阪神 13.5
5位 巨人 2.0 横浜 4.0 広島 7.0 横浜 9.0 横浜 16.0 広島 20.0
6位 ヤクルト 3.0 ヤクルト 4.5 横浜 9.0 広島 10.5 広島 16.0 横浜 20.0


2004年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 中日ドラゴンズ 79 56 3 .585 優勝
2位 ヤクルトスワローズ 72 64 2 .529 7.5
3位 読売ジャイアンツ 71 64 3 .526 8.0
4位 阪神タイガース 66 70 2 .485 13.5
5位 広島東洋カープ 60 77 1 .438 20.0
6位 横浜ベイスターズ 59 76 3 .437 20.0


オールスターゲーム2004

  • ファン投票
佐々木主浩
  • 監督推薦
三浦大輔
種田仁

選手・スタッフ

表彰選手

リーグ・リーダー

本塁打王(45本、2年連続2度目)

ベストナイン

タイロン・ウッズ(一塁手、初受賞)
受賞者なし

ドラフト

順位 選手名 守備位置 所属 結果
自由獲得枠 那須野巧 投手 日本大学 入団
自由獲得枠 染田賢作 投手 同志社大学 入団
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 (選択権なし)
4巡目 藤田一也 内野手 近畿大学 入団
5巡目 岸本秀樹 投手 近畿大学 入団
6巡目 石川雄洋 内野手 横浜高 入団
7巡目 橋本太郎 投手 大阪体育大学浪商高 入団
8巡目 桑原義行 外野手 日本大学 入団
9巡目 松家卓弘 投手 東京大学 入団
10巡目 齋藤俊雄 捕手 三菱自動車岡崎 入団

出典

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