黛弘人
黛 弘人(まゆずみ ひろと、1985年11月12日[6] - )は、日本中央競馬会 (JRA) 美浦トレーニングセンターに所属する騎手。祖父は元大井競馬騎手の黛文男[7]、父は元JRA騎手で調教助手・厩務員の黛幸弘[1]。妻はタレントの水野由加里。 来歴当時騎手であった幸弘の次男として生まれる[8]。父が騎乗する姿を見て騎手を目指したという[9]。 2002年4月、JRA競馬学校騎手課程に第21期生として入学する。その後1年留年し[10]、2006年、第22期生として競馬学校騎手課程を卒業しJRAの騎手免許を取得する[11]。卒業時の同期には的場勇人らがいる[11]。父が調教助手として所属している中野栄治厩舎所属でデビューとなった[12]。JRA初騎乗は3月4日中山競馬第1競走でディアトラックに騎乗して14着[6]。4月1日中山競馬第8競走にてイチライタッチに騎乗しJRA初勝利を挙げる[6]。 2007年2月10日、障害競走初騎乗を果たすも、レース中に落馬し競走中止となってしまった[13]。騎手免許は平地競走、障害競走ともに更新し続けている(2014年3月現在)が、この落馬の一件以降は障害競走には騎乗していない。 松岡正海らとともに「ノビーズ」という音楽バンドを結成している[14]。(現在、Xにはメンバーとしてのクレジットがない模様[15]) 2011年2月26日、小倉競馬第12競走の甘木特別でメジロガストンに騎乗し2着となったが、ゴール前で追う動作をやめようとしたため「騎手の注意義務を著しく怠る油断騎乗があった」として、翌日の2月27日から3月28日まで30日間(開催日9日間)の騎乗停止処分を課された[16]。これは裁決委員が判定可能な騎乗停止期間では最大であり、また通常は騎乗停止は翌週からの適用であるが、これを翌日からとする厳しいものとなった。 2013年2月22日、競馬番組のアシスタントなどを中心に活動しているタレントの水野由加里と結婚した[17]。 2015年1月12日、中山競馬第11競走フェアリーステークスでノットフォーマルに騎乗し1着となり、デビュー10年目にして重賞初制覇[1]。父である幸弘の調教担当馬で、元所属厩舎である中野栄治厩舎に14年ぶりの重賞勝ちをもたらした[1]。 2015年8月8日には札幌12Rでヴァイサーリッターに騎乗し、JRA通算100勝を達成した[18][19]。 2024年11月2日、福島8Rでヘヴンリーハンドに騎乗し1着となり、現役59人目となるJRA通算200勝を6331戦目で達成した[20]。 騎乗成績
脚注
関連項目外部リンク
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