鳥取中央農業協同組合(とっとりちゅうおうのうぎょうきょうどうくみあい、通称JA鳥取中央)は、鳥取県倉吉市に本所を置く農業協同組合。
ATMでは、JAバンクのカードは稼働時間内の終日において、また鳥取銀行・三菱UFJ銀行のカードは平日のみにおいて、それぞれ自行扱いとなる。
歴史
- 1998年2月 倉吉市農業協同組合、羽合町農業協同組合、泊村農業協同組合、東郷町農業協同組合、三朝町農業協同組合、関金町農業協同組合、北条町農業協同組合、大栄町農業協同組合、赤碕町農業協同組合が合併して鳥取中央農業協同組合(JA鳥取中央)となる。
- 2007年2月1日、東伯町農業協同組合と合併。
事業内容
信用事業を中心に以下の事業を行っている[1]。
- 信用事業
- 倉吉市内のポプラ倉吉福吉店(現在は閉店)・東伯郡北栄町内のポプラ中央栄店にはイーネットではなくJAバンクATM(倉吉支所・栄出張所のキャッシュコーナー扱い)を設置している。このJAバンクATM設置の背景には、当時、イーネットが鳥取県内の金融機関と提携していなかったため県内には設置されておらず、また、店舗がJA鳥取中央または子会社のジャコム中央によって運営されていることなどが理由となっているが、関係法規上、JAがイーネットを含む共同型のコンビニATMへの運営に参加するのは困難なことから、JA単独のATMを設置することになったものである。なお、本所・倉吉支所・栄出張所にはJAバンクATMが設置されていないため、その代替としての役割もある。
- その後、山陰合同銀行がイーネットと提携し、2010年5月24日にサービスを開始したものの、現時点では、上記2店舗にイーネットは設置されていない(鳥取県内のポプラのうち、イーネット設置店舗は、東伯郡琴浦町内のポプラ東伯琴浦店・東伯赤碕店の2店舗のみ)。
- 共済事業
- 営農指導事業
- 販売事業
- 購買事業(後述)
- 保管事業
- 利用事業
- 生活指導事業
- 福祉事業
- 葬祭事業
- JAメモリアルホール「報恩舎」「福本」「あじさい」を運営[1]
事業区域
拠点
- 本所・倉吉支所
- 河北支所
- 大鴨支所
- 西倉吉出張所
- 久米支所
- 羽合支所
- 泊支所
- 東郷支所
- 三朝支所
- 三徳出張所
- 竹田出張所
- 関金支所
- 山守出張所
- 北条支所
- 大栄支所
- 栄出張所
- 赤碕支所
- 以西出張所
- 東伯支所
- 逢束出張所
- 浦安支所
- 八橋支所
- 下郷支所
- 上郷支所
- 古布庄支所
購買事業の展開と撤退
合併時にAコープを18店舗を展開していたが、店舗は次第に少なくなり、2020年から運営を統括団体のAコープ西日本に運営を移管していた[2]。しかし、残る4店舗のうち、せきがね店、下北条店、赤碕店は2023年8~9月、トピア店は2024年3月に閉店することになり、2023年度中に全店が閉店することになった[2]。
なお、東伯郡湯梨浜町内のポプラはわい中央店はJA鳥取中央による運営だったが、2020年(令和2年)12月25日の第13回理事会報告で撤退が承認された[3]。
- 2023年9月15日 - Aコープ赤碕店閉店[4]。東宝ストアが承継し、2023年10月6日から東宝ストア赤碕店となった[5]。
- 2023年9月26日 - Aコープせきがね店閉店[6]。以後、関金地区にはスーパーがなくなってていたが、2024年3月31日、みかもストアー(岡山県真庭市)が倉吉市と鳥取県の支援を受けて新スーパー「関金ストア」を倉吉市関金総合文化センター1階ロビーに出店した[7]。
- 2023年9月29日 - Aコープ下北条店閉店[8]。下北条店の店舗跡には総合リサイクルショップ「ハッピージャム」が進出することになった[9]。
脚注
外部リンク