高輪ゲートウェイ駅 駅舎 |
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情報 |
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用途 |
駅舎[4] |
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設計者 |
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施工 |
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建築主 |
東日本旅客鉄道[4] |
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管理運営 |
東日本旅客鉄道[4] |
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構造形式 |
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敷地面積 |
11,561.35 m² [4] |
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建築面積 |
6,340.84 m² [4] |
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延床面積 |
3,969.52 m² [4] |
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状態 |
完成[4] |
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階数 |
地下1階・地上3階[4] |
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高さ |
- 最高高:28,540 mm[4]
- 軒高:25,640 mm[4]
- 階高(ホーム):7,220 mm[4]
- 階高(建物部):4,000 mm[4]
- 天井高(旅客トイレ):2,700 mm[4]
- 主なスパン:7,200×12,000 mm[4]
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エレベーター数 |
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着工 |
2017年(平成29年)2月10日[新聞 2][新聞 3] |
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竣工 |
2020年(令和2年)2月28日[7] |
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開館開所 |
2020年(令和2年)3月14日〈暫定開業〉[報道 1][新聞 1] |
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所在地 |
〒108-0075 東京都港区港南二丁目1番220号[1] |
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備考 |
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高輪ゲートウェイ駅(たかなわゲートウェイえき)は、東京都港区港南二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
乗り入れ路線
線路名称上の所属路線は東海道本線であるが、当駅には同線の電車線である京浜東北線および山手線のみが停車し、列車線である東海道線は停車しない。JRの特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。
当駅には「 TGW 」のスリーレターコードが付与されている[新聞 4]。
歴史
JR東日本は2014年(平成26年)6月3日に田町駅から約1.3 km、品川駅から約0.9 km付近の位置に新駅を建設し、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催にあわせて暫定開業させる計画を発表した[報道 4]。用地に関しては、約20ヘクタールある東京総合車両センター田町センター(旧:田町車両センター)の設備や車両留置箇所の見直しによって創出される約13ヘクタールの再開発用地を利用するとした[10][新聞 5][報道 4]。新駅は都営浅草線・京急本線泉岳寺駅から300メートルほど南東の場所に位置する[新聞 5]。新駅設置は、山手線では1971年に開業した西日暮里駅以来、京浜東北線では2000年に開業したさいたま新都心駅以来となる[10][新聞 5]。
2020年(令和2年)3月14日のダイヤ改正にあわせて開業した[報道 1][新聞 1]。なお鉄道駅としての開業後も駅や周辺の開発整備を進め、2025年(令和7年)3月27日の「本開業」を予定している[報道 5][報道 2]。
駅名の決定
2018年6月にJR東日本が行った駅名の公募では64,052件、13,228種類の応募があり[報道 6]、1位が「高輪」で応募数は8,398件、2位が「芝浦」で4,265件、3位が「芝浜」で3,497件[新聞 6]、4位が「新品川」と「泉岳寺」で同数の2,422件だった[11]。正式駅名に採用された「高輪ゲートウェイ」は130位、応募数は36件であった[新聞 6][注釈 2][注釈 3]。
決定した駅名について、世間からは反対意見が噴出した[注釈 4][注釈 5]。オンライン署名サイト「Change.org」では駅名撤回を求める署名運動も行われ[13]、2019年1月までに集まった47,930人分の署名が、コラムニストの能町みね子、地図研究家の今尾恵介、国語辞典編纂者の飯間浩明によってJR東日本に提出された[新聞 14]。署名を受け取ったJR東日本は「現時点では駅名を変えるつもりはない」「駅名を変えるよりも浸透させる努力をする」と回答[新聞 14][14]。JR東日本は「古来より街道が通じ江戸の玄関口「高輪大木戸」(Gateway) として賑わいをみせた地であり、歴史を受け継ぎ今後も交流拠点としての機能を担うことで、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展につながるようにとの願いを込めて選定した」とコメントしている[15][新聞 15]。また駅周辺の再開発エリアは「グローバルゲートウェイ品川」と名付けており、公募で1位であった「高輪」と、再開発コンセプトの「ゲートウェイ」を組み合わせたことによる。
年表
- 工事中の様子
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2018年4月撮影
駅舎工事
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2019年6月撮影
同左
駅構造
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している品川駅管理の業務委託駅[3]。島式ホーム2面4線を有する地上駅である[報道 5]。
駅舎は主に鉄骨造で地上3階、地下1階の橋上駅舎を有する[4][新聞 2]。高さは約25メートル、長さは約120メートルあり[10]、1階がホーム、2階が改札・改札外デッキ・コンコース・イベントスペース「鉄道テラス」(鉄道テラスにはステーションピアノを設置[報道 15])、2・3階に店舗が入る[10]。コンコース中央部には見通しが良く利用客が分かりやすい空間を実現するために広さ約1,000 m2の吹き抜けがある[10]。2階にある広さ約300 m2程のイベントスペース「鉄道テラス」からはホームや街の賑わいを望めるのに加え、隣接する車両基地に停車している電車などを眺めることができる[10]。改札口や改札外デッキ、店舗は現時点で田町駅側のみ整備されており、品川駅側は本開業の2024年度以降に整備される予定[10][報道 16]。
駅舎は駅を中心とする21世紀のアーバンデザインのモデルケースにしようと「駅まち一体」というテーマをもとに設計され[16][10]、デザインアーキテクトは国立競技場などで実績のある隈研吾が[17][報道 5][新聞 2]、照明デザインは面出薫が担当している[報道 6][18]。国際交流拠点の中核施設として「Japan Value」を発信していくため、鉄道に関わる安全性や高い技術品質を守りつつ、折り紙をモチーフとした大屋根や障子をイメージさせる膜、木といった素材(東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町のスギ材[16][17])を使用することにより日本的な価値を体感できるものとなっている[10][新聞 3]。開放的な空間を実現するため、コンコースやホームから空の色や雲の流れを確認できるように、屋根は光を透過させつつ熱は遮断する膜構造(ETFE膜[注釈 7]を使用[4])を採用[16][5]。また、カーテンウォールはガラスを使用し、併せて街との空間的な連続性を高めるため、風雨を遮る最低限の範囲に留めている[6]。
駅正面看板のフォントには明朝体が使用されているが、明朝体採用の是非を巡って前述の駅名問題を再燃させた[19][20][21]。
JR東日本は、次世代の駅へ向けての実証実験開催駅[報道 16]、新しい技術を導入するショールーム的存在としても位置付けている(実証実験の内容は後述参照)。QRコードを使った自動改札[報道 17][新聞 19]、人工知能(AI)案内ロボットの配置、無人コンビニエンスストア開設が行われている[報道 16][新聞 20]。なお、QRコードを使った自動改札の実証実験は、2020年9月15日 - 9月29日[注釈 8]に実施された[報道 18][注釈 9]。駅ホーム照明にはパナソニックのPLCによる自動調光調色システムを採用し日中は昼白色、夕方からは電球色に調色される[報道 19]。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
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改札口(2020年6月)
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コンコース(2022年8月)
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1・2番線ホーム(2022年6月)
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3・4番線ホーム(2022年6月)
発車メロディ
全ホームでスイッチ制作の発車メロディを使用している[22][23]。
1
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スイートコール
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2
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キッズステーション
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3
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フラワーショップ
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4
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恋の通勤列車
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駅構内施設
- TOUCH TO GO - 人工知能(AI)を活用した無人決済店舗[報道 11]。
- スターバックス コーヒー 高輪ゲートウェイ駅店 - 駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のブース型「STATION BOOTH」を併設。他にも、半個室席やキャッシュレスの活用などの実証実験が行われている[報道 11][報道 14][注釈 10]。
- Partner Base Takanawa Gateway Station - 通常は非公開だが、ロボットやパーソナルモビリティの実証実験を行う際に、開放される場合がある[報道 21]。
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TOUCH TO GO
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スターバックス コーヒー 高輪ゲートウェイ駅店
利用状況
2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は11,110人である[利用客数 1]。山手線の駅では最少、京浜東北・根岸線の駅では上中里駅に次いで少ない。また、東京都区内のJR駅の中でも越中島駅・上中里駅に次ぎ3番目に少ない。
開業1年目の1日平均乗車人員を2万3,000人とJR東日本は見込んでいたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行による外出の自粛やテレワークの普及などにより、開業から2月末までの乗降人員が計362万人となっており、当初見込みの2割程度と利用が伸び悩んでいる[新聞 21]。
開業後の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度
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1日平均乗車人員
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出典
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定期外 |
定期 |
合計
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2020年(令和02年)
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[JR 1]2,767 |
[JR 1]4,017 |
[JR 1]6,785
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[東京都統計 1]
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2021年(令和03年)
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[JR 2]2,815 |
[JR 2]5,051 |
[JR 2]7,867
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[東京都統計 2]
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2022年(令和04年)
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[JR 3]3,224 |
[JR 3]6,022 |
[JR 3]9,247
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[東京都統計 3]
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2023年(令和05年)
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[JR 4]3,836 |
[JR 4]7,274 |
[JR 4]11,110
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駅周辺
バス路線
東急バスの「高輪ゲートウェイ駅」停留所が設けられており、以下の路線が発着している。2022年11月1日の開設時には駅前の道路に停留所があったが、駅周辺工事の進捗に伴い2023年3月1日より第一京浜上に臨時移設されている[25]。
また、駅の間近を通る第一京浜と東京都道415号線上に「泉岳寺前」停留所、第一京浜上に「高輪北町」停留所があり、以下の都営バス(東京都交通局)の路線が発着している[27]。
アクセス
外部から駅へのアクセスは、高輪側の第一京浜(国道15号)泉岳寺交差点から、移設された山手線・京浜東北線軌道跡を横断する港区特別区道1号および193号(計画段階と工事用の取付道路としては補助線街路第332号)が駅へと引き込まれている[28]。
また、将来的には芝浦港南側へ東海道新幹線上を跨ぐ歩行者専用の線路跨線橋(新駅東側連絡通路)を整備する計画がある[報道 23]。
再開発事業
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この節には古い情報が掲載されています。編集の際に新しい情報を記事に 反映させてください。反映後、このタグは除去してください。 (2024年3月) |
駅名の決定にあたり、JR東日本は「この地域は、古来より街道が通じ江戸の玄関口として賑わいをみせた地であり」と発表した[報道 6]。本駅の西側を走る国道15号(第一京浜)沿いには、かつての江戸府内から東海道への出入口にあたる高輪大木戸跡がある。今後、JR東日本は周辺地区を「グローバルゲートウェイ品川」として、5000億円を投じて再開発。オフィスやホテル、商業施設を含む高層ビル7棟を完成させ2024年ごろに街開き予定[新聞 3]。再開発はJR東日本と都市再生機構(UR都市機構)が協力して進める[新聞 22]。2018年8月に東日本旅客鉄道から都市再生特別地区(品川駅北周辺地区)都市計画(素案)の概要が公表された[報道 24]。第I期の計画は、東京都港区港南二丁目、芝浦四丁目、高輪二丁目及び三田三丁目各地内で、区域面積は約9.5ヘクタール[報道 23]。田町よりから当駅周辺まで4つの街区に分け、予定工期は2019年度から2024年度までの6年間としている[報道 23]。2020年4月3日に国土交通大臣が都市計画を認可し、工事に着手した。しかし、後に再開発地区で発見された高輪築堤の保存のため、再開発ビル4棟のうち1棟の設計の見直しや計画変更手続きを今後行う予定である[新聞 23][新聞 24]。
実証実験・イベント
- 当駅開業時より、人工知能(AI)を活用した案内、不審物検知を行う警備、駅構内の清掃、移動案内や広告宣伝を行うロボットの実証実験が実施されている(駅構内店舗については前節参照)[報道 16]。
- 当駅開業に併せて、期間限定で駅前に設置される特設会場にて、未来の様子を体験できるパビリオン、最新映像技術を用いたデジタルアートミュージアム、日本では初上陸となる屋外インスタレーション、パーソナルモビリティの試乗などを体験できる「Takanawa Gateway Fest」が開催された[報道 25]。期間は2020年7月14日 - 9月6日で、事前予約制であった[報道 25][注釈 11]。
- 2020年7月より、2024年度に予定されている街開きへの導入を目指し、ロボットやパーソナルモビリティなどを活用した実証実験が実施されている。2020年7月より順次、消毒作業、手荷物や軽食・飲料の搬送を行うロボット、立ち乗りタイプや車いすタイプのパーソナルモビリティの移動支援といった実験が実施された[報道 21][新聞 25]。2020年12月以降の実証実験では、新たに、遠隔地での体験を実現するアバターロボット、窓拭き清掃や協働運搬を行うロボット、移動支援を行うキックボード、歩行支援を行うパワードスーツ、非接触でエレベーターの移動支援を行うシステムが活用される[報道 28]。
- 2020年10月24日 - 25日には当駅改札外デッキにて、新幹線荷物輸送やアバターロボットを活用した購買体験を提案する次世代型マルシェ「高輪ゲートウェイ駅ポケマルシェ」が開催された[報道 29]。実施にあたっては、JRE MALLから事前予約しての購入(商品は新幹線での荷物輸送を実施した上で「高輪ゲートウェイ駅ポケマルシェ」での受け取り)、「高輪ゲートウェイ駅ポケマルシェ」へ直接来場しての購入といった2種類の方法が活用された[報道 29]。2020年12月4日 - 5日の開催時には、前述の購買体験に合わせて、アバターロボットや軽食・飲料配送、協働運搬、検温、サイネージを行うロボットのデモンストレーションが実施された[報道 28]。翌2021年1月9日 - 10日、2月6日には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を理由に、新幹線輸送を活用した商品の予約販売のみの実施となった[報道 30][報道 31][注釈 12]。2021年3月13日の開催時にも、新幹線輸送を活用した商品の予約販売のみの実施が予定されている[報道 15]。
- 2020年12月1日 - 2021年1月31日には、人工知能(AI)を活用した非接触型ディスプレイを試行設置[報道 32]。画面に触れずに操作するセンサー式、画面に手を近付けて指を動かして操作するカメラ式といった2種類の方式が試験された[報道 32]。この他、2020年12月中旬には、一部の改札業務をAIと駅員が連携して対応する実証実験が実施されている[報道 32]。
- 2021年3月8日 - 3月14日には、当駅開業1周年を記念したイベント「Playable Week」を開催[報道 15]。内容としては、LGBTQの人間を中心にポートレート撮影を目的とするプロジェクト「OUT IN JAPAN」による写真展の展示、当駅周辺の街歩きイベント、高輪ゲートウェイポケマルシェ(詳細は前述)、実証実験用ロボットのデモンストレーション、Station Piano[注釈 13]のオンライン配信、枯れない花瓶のサステナブルツリーの展示が行われた[報道 15]。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 京浜東北線
- ■快速・■各駅停車[報道 1]
- 田町駅 (JK 22) - 高輪ゲートウェイ駅 (JK 21) - 品川駅 (JK 20)
- 山手線
- 田町駅 (JY 27) - 高輪ゲートウェイ駅 (JY 26) - 品川駅 (JY 25)
脚注
記事本文
注釈
- ^ 鉄道駅の開業日。JR東日本は2020年の開業時点では「暫定開業」としており、駅周辺広場などが完成する2024年(令和6年)度の「本開業」を目指している[報道 1][新聞 1]。
- ^ なお、Jタウンネットによる「品川新駅、どんな名前がいい?」というネットアンケートでは739票の得票があり、1位「高輪」、2位「芝浦」、3位「泉岳寺」という結果になった[12]。
- ^ JR東日本の新設駅では、本庄早稲田駅(2004年開業)、あしかがフラワーパーク駅(2018年開業)のように、公募1位がそのまま採用された例は存在する。
- ^ 共同通信や『産経新聞』などの記事においては、周辺駅利用者らの声として「『ゲートウェイ』を付ける必要性に疑問。長い駅名は言いづらい」「山手線の駅名に横文字はいらない。『高輪駅』が公募1位で現在は存在しない駅名なのだからそれでいい」などの声が取り上げられたほか[新聞 7][新聞 8]、『東京スポーツ』でも「カタカナ交じりの駅名でも違和感はない」という声の一方で「単に『高輪駅』でよくカタカナ語はいらない」「地図や案内表に『高輪ゲートウェイ』と表示すると長すぎてバランスが崩れる」などの指摘が取り上げられた[新聞 9]。「横文字問題」に関してはNHKニュースでも地元住民の声として「外国の駅名のようだ。もっと日本らしい駅名にしてほしい」「『高輪駅』という駅名にしてほしかったから正直微妙な駅名だ」という声が取り上げられた[11]。
- ^ カンニング竹山や立川志らくなどは「高輪ゲートウェイ」の新駅名に対し撤回を求める声明を挙げ、適切な駅名として竹山は「芝浜駅」、志らくは「芝浜駅」「芝浦駅」を挙げており[新聞 10][新聞 11][新聞 12]、春風亭一之輔は「『ダサい』『カッコ悪い』『横文字にすれば新しいと思ってる時点で時代遅れ』など散々な評判だ。公募にて『高輪ゲートウェイ』に投票したのはわずか36人だが、仮にこれが偶然だとすればかなり多い」と指摘している[新聞 13]。
- ^ ここでは南改札の供用を開始し、改札内外のエントランス空間を「エキ パーク(EKI Park)」とし、改札内に1店、改札外に3店の新店舗がオープンする。
- ^ フッ素樹脂の一種であるエチレン・四フッ化エチレン共重合体による膜。
- ^ 2020年9月24日 - 9月27日は除く[報道 18]。
- ^ 当初は2020年5月11日 - 6月30日の複数日に実証実験を行う予定であった[報道 17]が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により延期された[報道 18]。
- ^ この内、同施設にて実施する、日本航空と連携して旅の魅力発信を行う実証実験「JAL xR Traveler」は、当初は2020年4月1日より実施される予定であった[報道 11]。しかし、同年3月6日に、JR東日本は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を理由に、延期することを発表した[報道 20]。
- ^ 当初は2020年3月19日 - 9月6日の開催予定であった[報道 26] が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を理由に、開催が延期された[報道 27]。なお、開催にあたっては、COVID-19の拡大防止策を講じ、当初予定されていた規模を縮小した上での実施となった[報道 25]。
- ^ 当初は、1月9日・10日の開催時には、対面やオンラインを活用した販売商品紹介および予約を行う「コミュニケーションブース」の併設が予定されていた[報道 30]。また、2月には、2月7日にも開催が予定されていた[報道 30]。
- ^ 2021年3月1日に、当駅の鉄道テラスにて設置されている[報道 15]。
出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
- JRの1日平均利用客数
- JR東日本の開業以降の乗車人員
- JRの統計データ
- 東京都統計年鑑
参考文献
関連項目
外部リンク
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(大宮 - 東京間 : 東北本線、東京 - 横浜間 : 東海道本線、横浜 - 大船間 : 根岸線) |
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