須田健太郎 (実業家)
須田 健太郎(すだ けんたろう、1985年1月8日 - )は、日本の起業家。株式会社フリープラスの元創業者、元代表取締役社長CEO。株式会社客家の代表取締役。 来歴1985年、マレーシアのクアラルンプールで、日本人の父とマレーシアの客家系華僑である母との間に生まれた。幼少期をマレーシア、インドネシアのジャカルタで過ごし、10歳より日本に定住。 大学入学後の2005年、今後の人生について「世界レベルの偉業」を成し遂げたいと考えるようになった。そして「1000万円をためて起業」することを目標に大学を中退、ベンチャー企業に就職した。1年後、勤務先の給与体系が変更されたことを機に退職、後輩と2人でエンジニアの派遣事業としてフリープラスを立ち上げた。当初は順調だったが、リーマン・ショックにより一時は倒産手前まで落ち込んだ。その後SEO事業に転換し業績は回復した[1]。 2010年より、訪日旅行(インバウンド)事業に参入。単身中国へ渡り、子会社を作る。その後、東日本大震災で訪日観光客が激減したが、「旅行市場が未成熟なアジア各国からの訪日客は伸びしろが大きく、必ず商機がある」と考え[2]、東南アジア諸国を開拓[3]、FREEPLUSの成長基盤を固める。 自身には「失うものがない」と語り[4]、利益率が低いことからアジアからのツアーを敬遠しがちな大手旅行代理店などに対して、「ある種のイノベーションのジレンマに陥っている競争相手に奇襲攻撃を仕掛ける」ことで一気に成長を加速させたと、語っている[2]。 株式会社フリープラスの経営方針との相違から2020年2月に同社の代表取締役を辞任。2020年1月に設立をしている株式会社客家の代表取締役に就任。 経歴
受賞歴
出典
外部リンク
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