静岡県立榛原高等学校(しずおかけんりつ はいばらこうとうがっこう)は、静岡県牧之原市静波にある県立高等学校。
概要
1900年に吉田村立堰南学校として開校した公立高校である。志太榛原地区(旧第7学区)で唯一の理数科設置校である。通称は榛高(はいこう)。
本校の起源である堰南(えんなん)学校は現在の吉田町に創立された。堰南の由来は、大堰川といわれた大井川の南側に位置していた為である。開校100周年事業としてその地には記念碑が立てられている。創立者は吉田村出身で浜松中学校教員であった浅井熊太郎。当初は中等教育に対してなかなか理解を得られなかったが、浅井の熱意により賛同者が広がり開校にこぎつけた。これにより志太榛原地区では初、県内5番目の旧制中学校となった。
設置学科
沿革
- 旧制榛原中学校
- 1900年 - 吉田村立堰南学校創立。
- 1901年 - 榛原郡立榛原中学校創立、堰南を吸収し、4月10日開始。生徒数250名。
- 1917年 - 静岡県立榛原中学校設置。
- 1948年 - 新学制実施により静岡県立榛原第一高等学校となる。
- 旧制榛原高等女学校
- 1909年 - 川崎町立榛原女学校創立。
- 1927年 - 静岡県立榛原高等女学校設置。
- 1948年 - 新学制実施により静岡県立榛原第二高等学校となる。
- 新制・榛原高等学校
学校行事
- 榛の木祭
- 文化の部と体育の部によって構成され、毎年6月初旬ごろに開催される。文化祭の部は例年2日間に渡って行われ、1日目が文化部や有志の発表会を含む学内のみでの発表、2日目が一般公開日となる。
- ライブラリーコンサート
- 図書委員会が毎年2回開催する任意参加の小イベント。文化部や有志の発表者が演奏や芸の披露を行う。
- 球技大会
- 毎年10月中旬に開催される。男子はサッカーかバスケットボール。女子はバレーボールかバスケットボールに分かれ、それぞれクラスごとに構成したチームで競う。
- マラソン大会
- 毎年2月中旬に学校の敷地内で行われ、1・2年生が参加する。男子5.2km、女子3.4kmとなっている。当日、マラソン大会に参加しなかった者は後日学校敷地内で、追マラソンなるものが行われる。当日の1か月ほど前から本番に向けて体育の時間に時間走というトレーニングが行われる。
- 理数科行事
- 理数科のみが行う各種研修・見学や実習などの行事。
- 修学旅行
- 2024年度からこれまでの旅行先とは変更される予定である。普通科は沖縄、理数科はアメリカ(ロサンゼルス)の予定。
部活動
アクセス
著名な学校関係者
出身者
- 政治・官僚
- 学術
- 経済
- 文化
- スポーツ
教職員経験者
- 川上四郎 - 童画画家、旧制中学校時代に本校に教員として勤めた
脚注
関連項目
外部リンク