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重松伸司

重松 伸司(しげまつ しんじ、1942年昭和17年)- )は、インド学者、名古屋大学追手門学院大学名誉教授

経歴

大阪府出身。1966年京都大学文学部東洋史学科卒、1974年同大学院文学研究科修士課程修了。インドマドラス大学インド歴史学部大学院、1972-1974年ハワイ州立大学社会学部助手。1974年京都大学文学部助手、1976年名古屋大学文学部講師、1978年助教授、1990年教授、1992年名古屋大学大学院国際開発研究科教授[1]、1999年「近代タミル移民社会史研究 -マレーシアおよびシンガポールにおける移民社会の形成と変容」で京大博士(文学)。2003年退官、追手門学院大学名誉教授、2013年退職[2]

受賞

  • 2019年 第34回大同生命地域研究賞[1]

著書

  • 「マドラス物語 海道のインド文化誌」 中公新書 1993年
  • 「国際移動の歴史社会学 近代タミル移民研究」 名古屋大学出版会 1999年
  • 「マラッカ海峡のコスモポリス ペナン」大学教育出版 2012年

編著

  • 「現代アジア移民 その共生原理をもとめて」編著 名古屋大学出版会 1986
  • 「変容するアジアと日本」編 リバティ書房 1996
  • 「インドを知るための50章」三田昌彦共編著 明石書店(エリア・スタディーズ) 2003

翻訳

  • J.A.デュボア、H.K.ビーチャム編『カーストの民 ヒンドゥーの習俗と儀礼』訳注 平凡社東洋文庫 1988
  • ジョアンナ・リドル,ラーマ・ジョーシ『インドのジェンダー・カースト・階級』監訳 明石書店 1996

参考

脚注

  1. ^ a b [http://www.daido-life-fd.or.jp/business/presentation/researchaward/5036 重松 伸司|大同生命地域研究賞受賞者一覧|大同生命地域研究賞の贈呈|事業紹介 _ 公益財団法人大同生命国際文化基金
  2. ^ 公開講演会「陸境のアジア、海境のアジア―『海域』研究の一試論―」” (PDF). 立教大学アジア地域研究所. 2016年9月29日閲覧。
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