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道営スプリント

道営スプリント
開催国 日本の旗 日本
主催者 北海道
競馬場 門別競馬場
第1回施行日 2006年10月11日
2024年の情報
距離 ダート1200m
格付け H1
賞金 1着賞金1000万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上オープン・北海道所属
負担重量 別定(本文に記載
出典 [1]
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道営スプリント(どうえいスプリント)は、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬重賞競走である。東京スポーツ新聞社より優勝杯の提供を受けており、名称は2010年より「東京スポーツ杯 道営スプリント」と表記している。

概要

サラブレッド系3歳以上の馬による短距離の重賞競走として、2006年に新設。創設から第3回(2008年)までは旭川競馬場・ダート1000mで施行されてきたが、第4回(2009年)以降は門別競馬場・ダート1200mで定着している。

2020年よりH2からH1に格上げされる[2]とともに、施行日が年度最終日に移される[3]。また同年より地方競馬全国交流競走から外される[注 1]

また2019年の時点では当競走がJBCスプリント指定競走となっていた[6]が、2020年はそれまでの道営スプリントが施行されていた時期に新設される[3]ウポポイオータムスプリントが指定競走となった[2]

2021年からはじまったホッカイドウ競馬のシリーズ「カウントアップチャレンジ」のカウントアップS(スプリント)に創設時から指定されている[7]

条件・賞金等(2024年)

出走条件
サラブレッド系3歳以上オープン、ホッカイドウ所属。
*ウポポイオータムスプリント の2着以上の馬と、月形樺戸博物館特別の優勝馬に優先出走権がある。
負担重量
別定で3歳56kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減[1]
賞金等
1着1000万円、2着280万円、3着210万円、4着140万円、5着70万円[8]
スタリオンシリーズに指定されており、ビッグアーサーの翌年度の配合権利が優勝馬の生産牧場に贈られる[8]

歴代優勝馬

Rはコースレコード。
すべてダートコースでの施行。
回数 施行日 開催地 距離 頭数 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 2006年10月11日 旭川 1000m 12頭 アドミラルサンダー 牡4 北海道 1:00.0 坂下秀樹 原孝明
第2回 2007年10月10日 旭川 1000m 10頭 セイウンドーバー 牡4 北海道 59.7 五十嵐冬樹 国信満
第3回 2008年10月7日 旭川 1000m 10頭 ラブストレングス 牝3 北海道 R59.0 五十嵐冬樹 村上正和
第4回 2009年10月8日 門別 1200m 15頭 ミスティックダイヤ 牡4 北海道 1:12.5 齊藤正弘 大崎順司
第5回 2010年10月7日 門別 1200m 14頭 シシノテイオー 牡3 北海道 1:12.1 坂下秀樹 原孝明
第6回 2011年10月6日 門別 1200m 14頭 パフォーマンス 牡3 北海道 1:10.6 川島洋人 田中正二
第7回 2012年10月4日 門別 1200m 12頭 シャイニングアワー 牡7 北海道 1:12.1 桑村真明 角川秀樹
第8回 2013年10月3日 門別 1200m 11頭 アウヤンテプイ 牡4 北海道 1:13.3 井上俊彦 原孝明
第9回 2014年10月2日 門別 1200m 12頭 アウヤンテプイ 牡5 北海道 1:13.3 宮崎光行 原孝明
第10回 2015年10月1日 門別 1200m 12頭 アウヤンテプイ 牡6 北海道 1:12.7 宮崎光行 原孝明
第11回 2016年9月29日 門別 1200m 14頭 クリーンエコロジー 牡8 北海道 1:13.5 服部茂史 田中淳司
第12回 2017年9月21日 門別 1200m 12頭 ポアゾンブラック 牡8 北海道 1:12.1 阪野学 田中淳司
第13回 2018年10月4日 門別 1200m 14頭 ラブバレット 牡7 岩手 1:13.1 山本聡哉 菅原勲
第14回 2019年10月8日 門別 1200m 11頭 アップトゥユー 牝5 北海道 1:10.9 阿部龍 角川秀樹
第15回 2020年11月5日 門別 1200m 13頭 ジャスパーシャイン 牡3 北海道 1:11.7 阿部龍 佐久間雅貴
第16回 2021年11月4日 門別 1200m 12頭 アザワク 牝4 北海道 1:10.7 桑村真明 角川秀樹
第17回 2022年11月9日 門別 1200m 10頭 スティールペガサス 牡5 北海道 1:12.3 桑村真明 角川秀樹
第18回 2023年11月8日 門別 1200m 13頭 スティールペガサス 牡6 北海道 1:12.9 桑村真明 角川秀樹
第19回 2024年11月6日 門別 1200m 11頭 スペシャルエックス 牡4 北海道 1:12.1 岩橋勇二 田中淳司

脚注

  1. ^ 2019年の時点では地方競馬全国交流競走に指定されていた[4]ものの、2020年の時点では指定外となっている[5]

出典

  1. ^ a b キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2024年11月4日閲覧。
  2. ^ a b 令和2年度 競馬番組の概要について” (PDF). ホッカイドウ競馬 (2020年2月21日). 2020年2月28日閲覧。
  3. ^ a b 令和2年度ホッカイドウ競馬の開催日程について”. ホッカイドウ競馬 (2020年2月21日). 2020年2月28日閲覧。
  4. ^ 重賞競走体系”. ホッカイドウ競馬. 2019年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月6日閲覧。
  5. ^ 重賞競走体系”. ホッカイドウ競馬. 2020年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月6日閲覧。
  6. ^ JBC2019特設サイト【レース紹介】”. 地方競馬全国協会. 2020年2月28日閲覧。
  7. ^ JBC協会協賛『カウントアップチャレンジ2021』の新設について”. ホッカイドウ競馬 (2021年3月24日). 2024年11月3日閲覧。
  8. ^ a b 令和6年度第15回門別競馬番組表[更正]” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2024年11月4日閲覧。

各回競走結果の出典

参考文献

  • 『2013ホッカイドウ競馬ガイド』北海道軽種馬振興公社(門別競馬場・各場外発売所で無料配布)

関連項目

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