『赤い秘密』(あかいひみつ)とは、1985年7月27日から9月28日まで、TBS系列で放送された連続テレビドラマのタイトルである。全10回。
概要
原作は山本有三原作の『真実一路』より。
タイトルや内容は1970年代に大映テレビが制作した『赤いシリーズ』に酷似しているが、制作会社は大映テレビではなく東映であるため、『赤いシリーズ』には該当しない。
設定は(放送当時の)現代に置き換えられており、主人公は女子高生のしず子となっている。
スタッフ
- プロデューサー:加藤貢(東映)、野村清(TBS)
- プロデューサー補:小嶋雄嗣(東映)
- 監督:サブタイトル参照
- 脚本:サブタイトル参照
- 音楽:高島明彦
- 音楽制作:友野久夫
- 助監督:新井清、当摩寿史、鹿島勤ほか
- 現像・テレシネ:東映化学ファイン・ネガ・ビデオシステム
- 製作:東映、TBS
キャスト
- 清華女子高に通っている。水泳部。不在の母に代わって家事全般もこなす。杉並区在住。
- 転校生。しず子のクラスメート。水泳部。自身としず子(実は異母姉妹)の出生の経緯に関して、しず子とむつ子を恨んでいる。
- しず子と義夫の母。10年前に家を飛び出し、新宿のゴールデン街のようなところでスナックを開いている。
- しず子の弟。小学5年生。母は死んだと聞かされている。
- しず子と義夫の父。サラリーマン。しず子と血縁関係はないが実の娘同然に育てている。
- 清華女子高の教師。しず子とさなえの担任。水泳部顧問。
- むつ子の弟。漫画家・イラストレーター。
- むつ子の兄。和菓子屋を営んでいる。
- むつ子の内縁の夫。大学の研究者。留守がち。
- 大越の婚約者。
- 清華女子高の教頭。
- 義平の家に督促にたびたび訪れる。
- 清華女子高の教師。大越の大学時代の先輩。
- 清華女子高の教師。
- 第6話ゲスト。水泳の対抗試合相手の女子高の指導者。
- 第6話ゲスト。大越の先輩で大学の水泳部の指導者。
- 大越を連行する刑事たち。
- 義平が入院する病院の医師。
- 義平が入院する病院の看護婦。
- 亡くなった田村さなえの両親。
- 病気に罹った義夫を診察する医師。
- 清華女子高の生徒。水泳部員。
- 隅田の研究に資金を提供する男性。
- 隅田の大学の後輩の一人。
主題歌
サブタイトル
話数 |
放送日 |
サブタイトル |
脚本 |
監督
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1 |
1985年7月27日 |
母さん本当の事を教えて |
ちゃき克彰 |
長石多可男
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2 |
8月3日 |
先生!!私を抱きしめて
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3 |
8月10日 |
恐ろしい告白 |
鹿水晶子 |
馬場昭格
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4 |
8月17日 |
招かざる客 |
ちゃき克彰 |
鷹森立一
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5 |
8月24日 |
ライバルは先生の婚約者 |
長石多可男
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6 |
8月31日 |
渡されたアパートの鍵
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7 |
9月7日 |
父さん死なないで! |
ちゃき克彰 保利吉紀 |
鷹森立一
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8 |
9月14日 |
本当の母の姿⁉︎ |
ちゃき克彰 |
新井清
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9 |
9月21日 |
不吉な足音 |
ちゃき克彰 保利吉紀 |
鷹森立一
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10 |
9月28日 |
母の遺書 |
ちゃき克彰 |
長石多可男
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- 最終回では谷川俊太郎の「朝のリレー」が引用されている。