検討内容
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多数アンカー
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テールアルメ
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ジオテキスタイル
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内的安定
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すべりの考え方
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クーロン土圧理論より求められる直線の主働すべり面を想定。
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経験に基づく二直線よりなる折れ線をすべり面と想定。
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円弧すべりをすべり面と想定。
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内的安定で決定される補強材の長さ
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安定領域側に1.2m以上の位置にアンカープレートを設置。
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安定領域中にあるストリップの摩擦面積によって、引き抜けに抵抗する摩擦抵抗力を確保できる長さ。
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安定領域中にあるジオテキスタイルの摩擦面積によって、引き抜けに抵抗する摩擦抵抗力を確保できる長さ。
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補強材の最低必要長。
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特に規定は無い。 (施工性を考慮して2.5m程度とすることが多い。)
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テールアルメの種別
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着目箇所
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最小長さ
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配置区域
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上載盛土高が2m未満 0m≦H1<2m
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上段付近
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0.7・Ha
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Haの上端より0.5・Ha以上
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下段付近
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0.4・Ha, 4m
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テールアルメの下端より0.3・Ha以下
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上載盛土高が2m以上 H1≧2m
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上段付近
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0.7・Ha
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Haの上端より0.6・Ha以上
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下段付近
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0.4・Ha, 4m
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テールアルメの下端より0.3・Ha以上
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両面テールアルメ B<0.7Ha
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全段
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0.6・Ha
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全段
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背面が負の勾配を持った盛土 B<0.7・Ha
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全段
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0.6・Ha
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全段
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テールアルメ橋台
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全段
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0.7・Ha, 7m
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全段
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敷設長は3.0m以上または0.4・H以上で全段同長を原則とする。しかし、安定した自然地山に近接して設置するような場合は、不同長としてもよい。
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補強材の破断
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補強材に作用する力に対して、鋼材の許容引張力が所定の安全率を確保できるか照査する
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補強材に作用する力に対して、鋼材の許容引張力が所定の安全率を確保できるか照査する
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補強材に作用する力に対して、ジオテキスタイルの設計引張強さが所定の安全率を確保できるか照査する
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補強材の引き抜け
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補強材に作用する力に対して、アンカープレートの支圧抵抗による引抜抵抗力が安全率を確保できるか照査する
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補強材に作用する力に対して、ストリップと盛土材との摩擦力による引抜抵抗力が安全率を確保できるか照査する
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補強材に作用する力に対して、ジオテキスタイルと盛土材との摩擦力およびインターロッキング効果による引抜抵抗力が安全率を確保できるか照査する
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壁面材と補強材との接続部の破断
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壁面に作用する力に対して、壁面材と補強材とを連結する接続部材材が、所定の耐力を有するか照査する
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壁面に作用する力に対して、壁面材と補強材とを連結する接続部材材が、所定の耐力を有するか照査する
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壁面に作用する力に対して、壁面材と補強材とを連結する接続部材材が、所定の耐力を有するか照査する (但し、壁面材と補強材が連結されていない工法もある)
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外的安定
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滑動 (常時)
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路肩直
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路肩直
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路肩直
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上載盛土がある場合
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上載盛土がある場合
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上載盛土がある場合
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最下段補強材端部を真上に伸ばした線を擬似擁壁の仮想背面とし、背面土圧による水平力に対して、所定の安全率を確保できるか照査する
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最下段補強材と最上段補強材の端部を結んだ線を擬似擁壁の仮想背面とし、背面土圧による水平力に対して、所定の安全率を確保できるか照査する
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補強材端部を擬似擁壁の仮想背面とし、背面土圧による水平力に対して、所定の安全率を確保できるか照査する
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滑動 (地震時)
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補強領域の自重に起因する地震時慣性力と常時背面土圧を組合せた水平力に対して、所定の安全率を確保できるか照査する
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補強領域の自重に起因する地震時慣性力と常時背面土圧を組合せた水平力に対して、所定の安全率を確保できるか照査する
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地震地背面土圧による水平力に対して、所定の安全率を確保できるか照査する
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地震地背面土圧による水平力に対して、所定の安全率を確保できるか照査する
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補強領域の自重に起因する地震時慣性力と地震時背面土圧を組合せた水平力に対して、所定の安全率を確保できるか照査する
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転倒
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補強領域に作用する外力に対して、合力の作用位置の偏心距離が許容値を満足するか照査する
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補強領域に作用する外力に対して、合力の作用位置の偏心距離が許容値を満足するか照査する
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補強領域に作用する外力に対して、合力の作用位置の偏心距離が許容値を満足するか照査する
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支持力
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補強領域の底面および、壁面直下の支持力について照査する
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補強領域の底面および、壁面直下の支持力について照査する
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補強領域の底面の支持力のみ照査し、壁面直下については照査しない
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円弧すべり(補強領域内を通るすべり)
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補強領域の内側を通るすべり面については、補強領域全体に補強せん断増加分αγを考慮できる
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補強領域の内側を通るすべり面については、補強材端部500~1000mmを除いた補強領域に見かけの粘着力Cを考慮できる
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補強領域の内側を通るすべり面については、ジオテキスタイルの引張力及び引抜抵抗力を考慮できる
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円弧すべり(補強領域外を通るすべり)
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補強領域の外側を通るすべり面の照査を行う
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補強領域の外側を通るすべり面の照査を行う
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補強領域の外側を通るすべり面の照査を行う
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