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線審

線審(せんしん、: line-, assistant-; -umpire, -referee, -judge) は、球技における審判員の種類のひとつ。主として競技場に引かれた(ライン)と、ボールとの位置関係を判定する役割を担う。

野球における線審

6人審判制においてライトレフトに各1名配置される審判員を線審または外審 (: outfield umpires)と呼ぶ。なお、現在では外審の呼び方が一般的である。

サッカーにおける線審

サッカーで両方のタッチライン際に配置される審判員はかつて線審 (linesman) と呼ばれていたが、その権限が拡大したこと、また女性審判の登場で "man" の呼称がふさわしくないとの意見もあり(後に女性の線審を意味する「ラインズウーマン (lineswoman)」、男女を区別しない「ラインズパーソン (linesperson)」という用語が一時的に使用された。)、1996年に国際サッカー連盟が副審 (: assistant referee, アシスタント・レフリー) と呼称を変更した。[1]

テニスにおける線審

テニスにおける線審は複数名配置されており、ライン毎で判定を主審に伝える役割を担っている(: line umpires)。なお、線審の人数は大会毎に異なり、ウィンブルドン選手権では最大9人配置される。また、一部のハードコートや芝コートの大会では、「ホークアイ・ライブ」と呼ばれるシステムを利用して線審を配置しない試合が2020年以降に実施されている。

バレーボールにおける線審

バレーボールにおける線審は4名配置されている(: line judges)。コートの4角[2](左側サイドラインの真後方、エンドライン右側の真後方にそれぞれ2名ずつ)で、統一された色(赤もしくは黄色)の旗を持っている。

脚注

  1. ^ No.197 第3のチーム、レフェリーズ”. サッカーの話をしよう 大住良之オフィシャルアーカイブサイト (1997年7月14日). 2012年9月12日閲覧。
  2. ^ 大修館書店:中学体育 自己評価・ルール(PDF)

関連項目

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