第55回グラミー賞(だい55かいグラミーしょう、The 55th Annual Grammy Awards)は、2013年2月10日にカリフォルニア州ロサンゼルス市のステイプルズ・センターにて授賞式が行われた。司会は前年に続きLL・クール・Jであった。公式ポスターはエリカ・アイリス・シモンズが制作した[1]。ノミネートの発表は2012年12月6日にナッシュビルのブリヂストン・アリーナで発表され、その模様はCBSで放送された[2]。
また日本人からは、MIDIを通じて電子楽器の世界を広げたとしてローランド創業者の梯郁太郎がグラミー技術賞を受賞した (シーケンシャル・サーキット創業者のデイヴ・スミス(英語版)との共同受賞)[3][4]。
受賞者、受賞作品および候補
受賞は各部門最上段に太字のもの[5][6]
総合(主要部門)
- 最優秀レコード賞
- 最優秀アルバム賞
- 最優秀楽曲賞
- 最優秀新人賞
ポップ
- 最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)
- 最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオもしくはグループ)
- 最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム
- 最優秀ポップ・ボーカル・アルバム
ダンス/エレクトロニック
- 最優秀ダンス録音
- 最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム
トラディショナル・ポップ
- 最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム
ロック
- 最優秀ロック・パフォーマンス
- 最優秀ハードロック/メタル・パフォーマンス
- 最優秀ロック・ソング
- 最優秀ロック・アルバム
オルタナティヴ
- 最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム
R&B
- 最優秀R&Bパフォーマンス
- 最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス
- 最優秀R&Bソング
- 最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム(新設)
- 最優秀R&Bアルバム
ラップ
- 最優秀ラップ・パフォーマンス
- 最優秀ラップ/サング・コラボレーション
- 最優秀ラップ・ソング
- 最優秀ラップ・アルバム
カントリー
- 最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス
- 最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス
- 最優秀カントリー・ソング
- 最優秀カントリー・アルバム
ニューエイジ
- 最優秀ニューエイジ・アルバム
ジャズ
- 最優秀インプロヴァイズド・ジャズ・ソロ
- 最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム
- 最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム
- 最優秀ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム
- 最優秀ラテン・ジャズ・アルバム
ゴスペル/コンテンポラリー・クリスチャン
- 最優秀ゴスペル/コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック・パフォーマンス
- 最優秀ゴスペル・ソング
- 最優秀コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック・ソング
- 最優秀ゴスペル・アルバム
- 最優秀コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック・アルバム
ラテン
- 最優秀ラテン・ポップ・アルバム
- 最優秀ラテン・ロック、アーバンもしくはオルタナティヴ・アルバム
- 最優秀リージョナル・メキシカン・ミュージカル・アルバム(テハーノを含む)
- 最優秀トロピカル・ラテン・アルバム
- 『Retro』 – Marlow Rosado Y La Riqueña
アメリカン・ルーツ
- 最優秀アメリカーナ・アルバム
- 最優秀ブルーグラス・アルバム
- 最優秀ブルース・アルバム
- 最優秀フォーク・アルバム
- 最優秀リージョナル・ルーツ・ミュージック・アルバム
レゲエ
- 最優秀レゲエ・アルバム
ワールドミュージック
- 最優秀ワールドミュージック・アルバム
チルドレンズ
- 最優秀チルドレンズ・アルバム
スポークン・ワード
- 最優秀スポークン・ワード・アルバム
- 『Society's Child: My Autobiography』 - ジャニス・イアン
コメディ
- 最優秀コメディ・アルバム
ミュージカル・ショー
- 最優秀ミュージカル劇場アルバム
ビジュアルメディア向け
- 最優秀コンピレーション・サウンドトラック(ビジュアルメディア向け)
- 最優秀スコア・サウンドトラック(ビジュアルメディア向け)
- 最優秀ソング(ビジュアルメディア向け)
作曲・編曲
- 最優秀インストゥルメンタル作曲
- 最優秀インストゥルメンタル編曲
- "How About You" - ギル・エヴァンス(編曲者)(没後25年、ギル・エヴァンス・プロジェクト『Centennial - Newly Discovered Works Of Gil Evans』所収)
- 最優秀インストゥルメンタル編曲(ボーカリストあり)
パッケージ
- 最優秀レコーディング・パッケージ
- ビョーク『バイオフィリア(Biophilia)』 - Michael Amzalag、Mathias Augustyniak(アート・ディレクター)
- 最優秀ボックスもしくは特別限定版パッケージ
ノーツ
- 最優秀アルバム・ノーツ
- レイ・チャールズ『Singular Genius: The Complete ABC Singles』 - ビリー・ヴェラ(アルバム・ノーツ・ライター)
ヒストリカル
- 最優秀ヒストリカル・アルバム
制作(非クラシカル)
- 最優秀エンジニアド録音
- プロデューサー・オブ・ザ・イヤー(非クラシカル)
- ダン・オーバック(英語版) (ザ・ブラック・キーズ『El Camino』、ドクター・ジョン『Locked Down』等)
- 最優秀リミックスド録音(非クラシカル)
制作(サラウンド・サウンド)
- 最優秀サラウンド・サウンド・アルバム
- パトリシア・バーバー(英語版)『Modern Cool』 - ジム・アンダーソン(英語版)(サラウンド・ミックス・エンジニア)。Darcy Proper(サラウンド・マスタリング・エンジニア)。Michael Friedman(サラウンド・プロデューサー)。
ミュージック・ビデオ
- 最優秀短編ミュージック・ビデオ
- 最優秀長編ミュージック・ビデオ
特別賞
- ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー
- グラミー技術賞
出典
外部リンク