第50軍 (日本軍)
沿革第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)には、1月にフィリピンルソン島に、2月に硫黄島に、4月には沖縄に連合国軍が上陸、日本本土に迫るなかで、同年6月19日に編成された。 編成後ただちに第11方面軍戦闘序列に編入、青森県上北郡野辺地町に移駐。本土決戦(陸軍省コードネーム決号作戦、米軍コードネームダウンフォール作戦)に突入した場合、アメリカ合衆国陸軍を中心とする連合国軍の東北地方上陸作戦や、万が一にも北海道がソ連赤軍の手に落ちた場合に赤軍の本州進攻の上陸地点になると予想された青森県三八・上北地方および下北半島の守りに備えた。 ところが同年8月15日、第42代内閣総理大臣鈴木貫太郎がポツダム宣言を受諾して帝国陸海軍は降伏。これを受けて本軍は武装解除させられ、当初の設立目的だった本土決戦で活躍することなく、その任務を終えた。 →詳細は「日本の降伏 § ポツダム宣言受諾から玉音放送まで(8月10日-15日)」、および「ポツダム宣言 § 受諾」を参照
軍概要司令官参謀長最終司令部構成
最終所属部隊
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