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第11航空団 (アメリカ軍)

第11航空団
創設 1948年11月18日-1969年3月25日
1994年6月2日 - 現在
国籍 アメリカ合衆国
軍種 アメリカ空軍
上級部隊 空軍ワシントン地区隊
基地 メリーランド州アンドルーズ空軍基地
渾名 11W
モットー The Chief's Own
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第11航空団(だい11こうくうだん 11th Wing)はアメリカ空軍の航空団レベルの組織。空軍ワシントン地区隊傘下にある儀仗部隊であり、メリーランド州アンドルーズ空軍基地に所在する。

概要

儀典やセレモニー実施が主任務であり、軍楽隊や儀仗部隊を有する。また、ワシントン周辺の空軍諸施設の維持管理も行なっている。部隊は2個群で編成されており、どちらもボーリング空軍基地に所在する。

第11航空団の前身は1948年11月18日に編成された第11爆撃航空団(11th Bomb Wing,11BW)である。11BWは第8空軍傘下の戦略爆撃機部隊としてB-36B-52の運用を行なった。1962年3月30日に第11戦略航空宇宙航空団(11th Strategic Aerospace Wing)に改編され、B-52に加えアトラス大陸間弾道ミサイルも運用した。1968年7月2日に第11空中給油航空団(11th Air Refueling Wing)に改編されKC-135を運用したが1969年3月25日に編成解除されている。

現在のものは、1994年6月2日に編成された第11支援航空団(11th Support Wing)が1995年3月1日に改称したものである。

主要部隊

  • 第11作戦群(11th Operations Group):儀典やセレモニー実施関連部隊。
    • アメリカ空軍軍楽隊(United States Air Force Band):軍楽隊。音楽演奏、儀典、広報任務。
    • アメリカ空軍儀仗隊(United States Air Force Honor Guard):儀仗部隊。空軍に関連する儀仗の実施やアーリントン国立墓地におけるセレモニーの実施。マーチングドリル隊による広報。
    • アーリントン従軍牧師(Arlington Chaplaincy):従軍牧師によるアーリントン国立墓地での葬儀・告別式の実施。
  • 第11任務支援群(11th Mission Support Group):ボーリング空軍基地および首都地域諸施設の維持管理。
    • 11th Force Support Squadron
    • 第11建設隊(11th Civil Engineer Squadron):諸施設の建設・維持管理。
    • 第11契約隊(11th Contracting Squadron):契約・会計管理。
    • 11th Logistics Readiness Squadron
    • 811th Force Support Squadron
  • 第811作戦群(811th Operations Group)
    • 第1ヘリコプター飛行隊(1st Helicopter Squadron):UH-1N輸送ヘリコプターの運行。
    • 第811作戦支援隊(811th Operations Support Squadron)
  • 第11警備隊群(11th Security Forces Group):アンドルーズ空軍基地及びボーリング空軍基地の警備。
    • 第11警備隊中隊(11th Security Forces Squadron)
    • 第11警備支援中隊(11th Security Support Squadron)
    • 第811警備隊中隊(811th Security Forces Squadron)

外部リンク

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