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磯ぶし源太

「磯ぶし源太」
橋幸夫シングル
B面 緋桜ふぶき
リリース
ジャンル 演歌
時間
レーベル ビクター(VS-478)
作詞・作曲 佐伯孝夫(作詞)
吉田正(作・編曲)
橋幸夫 シングル 年表
木曽ぶし三度笠
(1960年12月10日)
磯ぶし源太
(1961年)
若い素顔
(1961年5月5日)
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「磯ぶし源太」は、1961年3月5日に発売された橋幸夫の6枚目のシングルである(VS-478)。橋が主演する同名の映画が作られ、その主題歌となっている。

概要

  • 1960年7月、橋は「潮来笠」でデビューし、その年、半年間で5枚のシングルをリリースし、全作品ともビクターヒット賞を獲得した。翌61年のシングルリリースは11枚で、その最初となるのが、本楽曲である[1]
  • 作詞は佐伯孝夫、作曲は吉田正で、デビュー以来変わっていない。
  • 「潮来笠」同様、板東(関東)を対象としたもので、本作は水戸、日立周辺を対象としている。
  • 本作のジャケットではじめて着物姿の橋の写真が使われた。これまで、股旅物でも洋服姿が続いていたことについて、橋は、「ジャケットを作っていたビクターの宣伝部に顔を出すと時はほとんど洋服.....着物姿のイメージはファンの方が強かった(が宣伝部ではそれほどでもなかった)のではないか」と回顧している[1]
  • 踊りの振り付けは、前作の「木曽ぶし三度笠」同様、楳茂都梅延である[2]
  • 本作で佐伯孝夫は第3回日本レコード大賞の作詞賞を受賞した。
  • c/wは「緋桜ふぶき」で作詞、作曲、振付けとも、佐伯、吉田、楳茂都と同じである。
  • 1961年に年間で15万枚を売り上げ、ビクターの年間ヒット賞を受賞した[3]

収録曲

  1. 磯ぶし源太
    作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  2. 緋桜ふぶき
    作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正

収録アルバム

  • 『元祖、股旅ここにあり!』(2001年11月21日) VICL-60817
  • 『橋幸夫が選んだ橋幸夫ベスト40曲』(2000年10月4日)VICL-60641~2
  • 『股旅演歌ベスト<潮来笠から子連れ狼まで>』(1986年5月21日) VDR-1195
  • 颯爽!橋幸夫 股旅名曲集』1972/7(LP・SJX-10032)<COLEZO!>で復刻 2005/3(VICL-41192)
  • 『橋幸夫/股旅~ベスト・オブ・ベスト』(1994年10月26日)VICT-15078

......他、

映画

磯ぶし源太
監督 安田公義
脚本 浅井昭三郎
製作 高森富夫(「企画」)
出演者 橋幸夫
音楽 吉田正
主題歌 「磯ぶし源太」(橋幸夫)
撮影 竹村康和
編集 西田重雄
製作会社 大映
公開 日本の旗1961年7月19日
上映時間 64分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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  • 本作を主題歌とする「磯ぶし源太」(大映京都)が橋幸夫主演で制作され、1961年7月19日に公開された[4]。モノクロで、上映時間は橋主演の歌謡映画では珍しい「64分」の中編作である。
  • ものがたりは、常州磯浜宿の貸元の子源太(橋幸夫)が、悪人達とのいざこざから郷土をでてやくざの修業に励み、一年後の祭りの晩、姉に悪人達の魔手が迫る時、戻った源太が大活躍する痛快股旅物。
  • 1998年にビデオソフト(VHS)化されたが廃盤、現在はDVD化はされてない。

スタッフ

  • 企画 - 高森富夫
  • 脚本 - 浅井昭三郎
  • 監督 - 安田公義
  • 撮影 - 竹村康和
  • 美術 - 太田誠一
  • 音楽 - 吉田正
  • 録音 - 奥村雅弘
  • 照明 - 美関弘
  • 編集 - 西田重雄
  • スチル - 松浦康雄

出演者

出典

  1. ^ a b 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 24頁
  2. ^ 内蔵資料より
  3. ^ 週刊サンケイ』1962年2月12日号(田家秀樹『読むJ‐POP―1945‐1999私的全史 あの時を忘れない』徳間書店、1999年、59-60頁。ISBN 4-19-861057-6
  4. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』前掲 281頁
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