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皆瀬ダム

皆瀬ダム
皆瀬ダム(2009年撮影)
所在地 秋田県湯沢市皆瀬字小貝渕
位置
皆瀬ダムの位置(日本内)
皆瀬ダム
北緯39度3分24.0秒 東経140度37分46.9秒 / 北緯39.056667度 東経140.629694度 / 39.056667; 140.629694
河川 皆瀬川
ダム湖 小安峡湖
ダム諸元
ダム型式 ロックフィルダム
堤高 66.5 m
堤頂長 215.0 m
堤体積 575,000 m3
流域面積 172.0 km2
湛水面積 150 ha
総貯水容量 31,600,000 m3
有効貯水容量 26,300,000 m3
利用目的 洪水調節
灌漑用水
発電
事業主体 東北地方建設局
施工業者 西松建設
着手年 / 竣工年 1958年1963年
出典 「秋田県建設部 河川砂防課」(2015年5月17日閲覧)
「ダム便覧」(2015年5月17日閲覧)
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小安峡湖(2009年6月)

皆瀬ダム(みなせダム)は、秋田県 湯沢市皆瀬字小貝渕の皆瀬川に建設された洪水調節灌漑発電を目的とした多目的ダムである。ダム湖小安峡湖(おやすきょうこ)と名付けられている。

コンクリートフェイシングフィルダム

皆瀬ダムは日本国内のロックフィルダムとしては、岩手県の石淵ダム、群馬県の野反ダムに次いで3番目に造られたダムである。また、ロックフィルダムの中でも岩石を台形状に積み上げた堤体の上流面をコンクリートで固めて作るコンクリートフェイシングフィルダム(コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム)と呼ばれる方式に分類される。 この方式は、石淵ダムなど初期のロックフィルダムで採用されていたが、堤体の締め固めが充分でないと遮水壁となるコンクリートに陥没やひび割れが入る弱点があったため、しばらくは他の方式に取って代わられて同方式のダムは建設されていなかった。現在では堤体の締め固め技術が発達して問題も解決したため、岡山県の苫田鞍部ダムなどが同方式で建設されている。この年代のコンクリートフェイシングフィルダムは、日本では石淵ダム野反ダムなど数基しかなく珍しいと言える。

ギャラリー

関連項目

脚注

注釈
出典

外部リンク

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