発哺温泉
発哺温泉(ほっぽおんせん)は、長野県下高井郡山ノ内町大字平穏、志賀高原発哺にある温泉。平穏温泉(現湯田中渋温泉郷)の一部に数えられたこともある。志賀高原最初の温泉である。 泉質蒸気温泉を釜に入れ温水化し、沢の湧き水と混合している。 温泉街温泉街というよりも、急峻なスキー場の中腹のスキーホテル街である。スキーが行われるまでは湯治場であったが湯治場の面影は無い。 長野オリンピック、アルペンスキー大回転会場となった東舘山の中腹(標高1,600m)にあり、北信五岳、北アルプスを望む絶景である。 佐久間象山の日記にも記される。明治期よりホッポと言われるようになった。由来は水蒸気の湧き出すポッポ・ポッポという音或いは、この地まで湯治で上ってくるまでに体が火照ってホッポ・ホッポと為ることからといわれている。当地には共同浴場、公衆浴場は無い。 歴史交通アクセス
かつては志賀高原ロープウェイ(発哺温泉駅)も利用可能であったが、2011年(平成23年)5月25日をもって運行を休止し、そのまま廃止された。 外部リンク |