田原祥一郎
田原 祥一郎(たはら しょういちろう、1939年(昭和14年)11月5日 - )は、日本のテノール歌手。大阪音楽大学名誉教授。元武庫川女子大学音楽学部長。関西二期会名誉会員。神戸音楽家協会会員。 東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。宮崎県延岡市出身。 経歴宮崎県延岡市出身。宮崎県立延岡高等学校を卒業。1963年に東京芸術大学音楽学部声楽科を卒業。1966年に同大学大学院オペラ科修了。同年の第1回民音コンクール1位、第35回毎日音楽コンクール声楽部門2位、同海外派遣特別審査会1位・松下賞受賞。 1968年よりイタリア・ミラノのヴェルディ音楽院に留学。チェコスロバキア・プラハにて、ペーター・マークの指揮によるオラトリオ「アブラモとイザッコ」のアブラモ役としてレコーディングを行う。 在欧中、ヴィオッティ国際音楽コンクール金賞、ロニーゴ国際声楽コンクール第2位、メラーノ国際コンクール第1位、エンナ国際コンクール第2位を受賞[1]。 1970年11月22日にはスペイン、バルセロナで行われたフランシスコ・ビーニャス国際歌唱コンクールにて2位に入賞した[2]。 1971年に帰国し、帰国後は「魔笛」(タミーノ役)、「コジ・ファン・トゥッテ」(フェルランド役)、「マルタ」(ライオネル役)、「ラ・ボエーム」(ロドルフォ役)、「カヴァレリア・ルスティカーナ」(トゥリッドゥ役)等のオペラに出演した。 畑儀文(武庫川女子大学教授)・油井宏隆(大阪城南女子短期大学教授)・辻本健市(園田学園女子大学教授)・並河寿美・佐藤しのぶ等、数多くの声楽家の指導を行なった[3]。 受賞歴
脚注
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