池尻茉由
池尻 茉由(いけじり まゆ、1996年12月19日 - )は、熊本県荒尾市出身[3]の元女子サッカー選手。ポジションはフォワード。女子サッカー選手の池尻凪沙は実姉。 経歴・人物双子の姉である池尻凪沙と共にサッカーを始め、熊本のMELSA熊本FCで基礎を学ぶ[4]。なお、姉の池尻凪沙とは、「みんなに似てると言われますが、二卵性です!」と明かしている[5]。 ユース2012年に姉と共に兵庫県へ移り、高校女子サッカーの名門たる日ノ本学園高等学校に進学。田邊友恵の指導を受け、同期には後にサッカー日本女子代表に選ばれる万屋美穂、國武愛美が居た。高校2年次の第22回全日本高等学校女子サッカー選手権大会(2013年度)では決勝戦の藤枝順心高等学校戦で得点を挙げるなどの活躍で優勝を果たす[6]。高校3年になると、平成26年度全国高等学校総合体育大会(東京都)サッカー競技女子の決勝戦の京都精華高等学校戦で先制点となるゴールを挙げて日ノ本学園の3年連続優勝に貢献した[7][8]。さらに2015年1月の第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会でも主力として前年に続いて優勝を果たした。 2015年4月に吉備国際大学社会科学部スポーツ社会学科に進学し、同大学の女子サッカー部でもある吉備国際大学Charme岡山高梁(日本女子サッカーリーグ)の選手としてプレー。2018年度(大学4年)ではシーズン途中に岡山湯郷Belle(なでしこリーグ2部)にレンタル移籍する期間もあった中で[9]、チャレンジリーグでは17得点を挙げてリーグ得点王となった[10]。 シニア吉備国際大学卒業後の進路としてプロ選手として活動することを決め、大韓民国に渡って水原WFCへの入団を発表した[11]。ハングル文字での名前の表記は "이케지리 마유"。 2019年8月4日に開催された韓国の第18回女子サッカー選手権(제 18회 전국여자축구선수권대회)の決勝で2ゴール1アシストと活躍し、優勝に大きく貢献した。 2020年1月20日、水原WFCからマイナビベガルタ仙台レディースに完全移籍することが発表された[12]。双子の姉である池尻凪沙と高校以来のチームメイトとなる。 2022年6月25日、現役引退を発表[13]。 代表2019年、2019 シービリーブスカップに参戦するサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)に初召集された[14]。 2019年12月10日から18日に韓国で開催されたEAFF E-1サッカー選手権2019になでしこジャパンメンバーとして招集され、第1戦のチャイニーズ・タイペイ戦で後半から出場し、ファールで得たPKを自ら蹴って代表初ゴールを決めた。第3戦の韓国戦ではスタメンで起用された(ハーフタイムで交代)。 個人成績クラブ
代表
主な出場大会
試合数
出場試合
ゴール
タイトルクラブ
脚注
関連項目外部リンク |