永宮正治
永宮 正治(ながみや しょうじ、1944年5月24日 - )は、日本の物理学者(素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理)。学位は理学博士(大阪大学・1972年)。国立研究開発法人理化学研究所研究顧問、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構名誉教授。 ローレンス・バークレー国立研究所主任研究員、東京大学理学部助教授、コロンビア大学教授、コロンビア大学物理学科学科長、東京大学原子核研究所教授、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構教授、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構大強度陽子加速器計画推進部部長、J-PARCセンターセンター長(初代)などを歴任した。 来歴兵庫県神戸市御影に生まれた[1]。その後、学齢期は大阪市で育った。 1970年代に、ローレンス・バークレー国立研究所のBevalacで高エネルギー重イオン物理学草分け期の研究に従事。その後、ブルックヘブン国立研究所のAGSやRHICで実験を進め、PHENIX実験の初代スポークスマン。 クォークグルーオンプラズマ現象の解明を進めた。この間、日米協力事業を推進。1996年末に日本に戻り、 J-PARCの建設に専心。 日本物理学会会長、日本学術会議会員・同物理学委員長・第三部幹事、アジア太平洋物理学会会長などを務める。 略歴
脚注
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