樺太西線
樺太西線(からふとさいせん)とは、かつて樺太本斗郡本斗町の本斗駅から泊居郡久春内村の久春内駅までを結んでいた、鉄道省樺太鉄道局の鉄道路線である。1946年(昭和21年)2月1日に日本の国有鉄道としては廃止され、現在はロシア鉄道の一部となっている。 このほか本斗町の本斗駅から浜本斗駅までと、真岡郡真岡町の真岡駅から浜真岡駅までを結ぶ2つの貨物支線を有した。 路線データ歴史
駅一覧本線
貨物支線未開通区間
未開通区間のうち、久春内 - 珍内間 (50.4km)と珍内 - 中倉庫間 (18.2km)、上恵須取 - 恵須取間(22km)、恵須取 - 塔路 - 藻糸音間 (13.2km) での路盤工事がほぼ完成し、一部区間でのレールの敷設も進んでいた。 貨物輸送沿線には、真岡(樺太工業)、野田(王子製紙)、泊居(樺太工業)といった大規模な製紙工場が複数存在したため、パルプ原料となる木材の鉄道輸送がさかんに行われていた[6]。 脚注
関連項目 |