松山市立子規記念博物館
松山市立子規記念博物館(まつやましりつしききねんはくぶつかん)は、俳人正岡子規を記念し1981年4月2日に開館した愛媛県松山市立の博物館。 概要高度経済成長が終わりを告げた1970年代後半以降、松山市は成熟期を迎えていた。当時の市長の中村時雄もそれまでの工業化路線を変更し、文化施設の建設(ハコモノ行政)を推し進めた。そのような流れの中で、子規記念博物館も開館された[3]。なお子規記念博物館は、開館に助役として携わった小笠原臣也(後の広島県副知事・呉市長)を介して、呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)の開館にも影響を与えた[4]。 地階から4階まであり、2階の展示第1室には「道後・松山の歴史」「子規とその時代」、3階の展示第2室には「子規のめざした世界」をテーマとした展示がある。開館当時、隣接して愛媛県立道後動物園があったが、現在は道後公園となり、庭園だけでなく、湯築城史跡公園として整備されている。 2015年6月(開館から約34年2カ月)には来館者が累計450万人を突破した[5]。 2017年に3階の常設展示室をリニューアルした[6]。さらに2024年7月に2階を中心に常設展示室をリニューアルした[6]。 歴代館長
脚注
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