本覚克己流(ほんがくこっきりゅう)は弘前藩で創始され、伝えられてきた柔術の流派。
歴史と伝承
創始者は弘前藩士添田儀左衛門貞俊。心極流、及び荒木流など諸流派の技を基に、弟子の津軽玄蕃とともに工夫を加えて創始された。
中でも心極流の影響を強く受けており、流祖を心極流の創始者である宮川夢仁斎秀正(秀政)としている。
弘前藩でのみ伝承され、昭和50年頃まで稽古されており、昭和54年の第二回日本古武道演武大会にも出場したが、道場を開いていた大津育亮師範の他界により活動を停止した。
現在、青森県弘前市に於いて、伝書を基に復元が試みられている。
参考文献
外部リンク