日能研
株式会社日能研(にちのうけん)は、神奈川県横浜市に本部を置く進学塾。 主な業務は中学受験学習指導。「シカクいアタマをマルくする」という広告や、「Nバッグ」(銀色(反射材)の「N」マークが印刷された青のバッグ)が特徴。キャッチフレーズは「応援します 輝く目を持つ子どもたち」。 全国に約160教室ほどを展開しており、全国の日能研生徒は約3万人で、中学受験塾においては最大手である。 概要。以下、「~前期」「~後期」など日能研独自の表記がみられる。[要出典]
沿革
学習システムなどステージ制
なお、6年生12月から1月は、冬期講習と「合格力ファイナル」になるので、ステージに分類されない。小学校休業中には春期講習、夏期講習、冬期講習(6年生は「合格力ファイナル」)が実施され、問題演習と解説中心の授業が行われる。中学入試に必要な学習内容はステージIVまでに履修し、6年生の12月になるとテスト形式になる。 授業スタイル〜予習について〜予習は奨励されない。 (※1 5年の後期、すなわち歴史が始まったら予習が必要になってくる) (※2 栄冠への道の復習はしたほうが良い[要出典]) 理由は、
などである。授業は復習や生徒との「対話」を重視する。家庭学習の量は教室により異なる。また、6年生後期になるとテキストの一部が予習として出されるクラスもある。 〜授業時間、内容〜 テキストは白黒で、2020年度から新しくなった。5年生の場合、国語はまずやることの説明(読む・ナビ)が約2ページ、問題演習(大設問一問)、選択問題(オプション 探求・シナジー)、問題演習、文法の順。算数は説明、問題演習、選択問題。問題演習の終盤や選択問題は,入試でも出されることがある問題(難関校、御三家など)である。社理は、説明、選択問題、発展的内容の説明。 授業時間が長くなる場合も講師によってはあり得るが、基本的には授業時間を過ぎることはない。授業時間は、1時間10分(一部の日特は1時間45分)。 MY NICHINOKEN2003年度より、インターネットを利用した 「MY NICHINOKEN」という会員サービスを始め、テストの結果速報や学校情報などを提供している。それらはテストの翌日・翌々日に更新され、結果を見ることができる。その他さまざまなコンテンツの多くはこのサービスを使う。さらに、栄冠ポイントという貯めればノート等と交換できるものもある。又、中学受験に役立つ情報などもあり、入試の解答速報も見ることができる。 なお、2022年4月1日にMY NICHINOKENがリニューアルされた。 R4偏差値「R4偏差値」とは、日能研が算出した合格可能性80%ラインのこと。 つまり「この偏差値以上の偏差値であれば、80%の確率で合格できるだろう」という指標。 予想R4と結果R4がある。
その年の入試本番前に日能研が過去のデータから算出した合格率80%の偏差値のこと。
その年の入試本番後に日能研が入試結果のデータから算出した合格率80%の偏差値のこと。 R4=合格予想(結果)率=80%ライン R3=合格予想(結果)率=50%ライン R2=合格予想(結果)率=20%ライン NポータルMY NICHINOKEN のまだ入塾してない人のために作られたサイト。[要出典] テストのシステム日能研全国公開模試・記述力模試・難関チャレンジテスト1979年から始まった日能研主催の「日能研全国公開模試」は、中学受験の三大模試の一つに数えられており[要出典]、志望校への合格可能性、併願傾向をさぐるうえで貴重なデータを提供している[要出典]。その他、「この問題ができれば偏差値が○○アップする」などの具体的なアドバイスに加え、類似問題の掲示なども行う[要出典]。他にも、4年から記述力模試と難関チャレンジテストが始まる。6年生の9月-12月に実施される「合格判定テスト」は1か月に一度(12月は二度)行われる。また、その際に難関校問題研究講座が桜蔭・開成をはじめとする難関校受験生のために開かれる。又、この模試は外部からの受験者も受け付けているほか、各中学校・高等学校・大学校などに校舎を借りて実施することもある[要出典]。これは、入試本番の雰囲気に慣れておくためのものである。そして、6年後期に三回、ファイナル256という、自分の志望校にあった型のテスト形式のテストも行われる地域もある[要出典]。 学習力育成テスト4・5年生では2週に一度、6年生ではほぼ毎週「学習力育成テスト」という復習テストが実施され、学んだ内容の定着が図られる。また、 5年から思考力育成テストが行われる。6年後期からは、「学習力育成テスト」から「合格力育成テスト」という名前に変わる。また、「合格力実践テスト」が追加され、志望校への合格を図る。(3年生の場合は1ヶ月に一度のマイファーストテストがある。)Wクラスは基礎と共通 Gクラスは共通と応用をやります。 日特(日能研入試問題研究特別講座) 小学6年生を迎える年になると日特(「日能研入試問題研究特別講座」)が始まり、生徒たちは中学の入試問題を演習形式で解いていく[要出典]。前期日特は小学6年生の2月から小学6年生の7月までの期間、後期日特は小学6年生の9月から1月までの期間、実施される[要出典]。 日特では、「準備シート」などといった日能研独自のシートなどをつかって過去問を解く仕組みとなっている。 ただ、実際に生徒が解く問題数は少なく、日特ではその入試問題にどういった傾向があるのか、などの「研究」を大切にしている。 ただ、先生によって教育方法が大きく異なるため、解く問題数などは多少増減が行われる可能性もある。 日特のような入試問題の研究をする塾は珍しく、完全な日能研独自のカリキュラムとなっている。
・日能研夏期講習・夏期特別講座 日能研は、完全独自のテキストで約24日間の授業を行う。 主に担当講師や、クラスの学び担当などは変わらないことが多いが、日能研関東では2時〜8時35分までとなっている。 多くの生徒は弁当や、日能研に弁当を直接配達する、fcnのおべんとう、というサービスを利用している生徒も多く、大半の生徒が食べられるものを持参している。 また夏期講習中は、家庭学習確認テストというものがある。 これは、それぞれの生徒が教科や分野を指定し、自分の実力を個人個人で試すことができるテストになっている。 生徒によって受ける教科などは別々になっていて、カンニングや答えの共有などの防止の観点にもつながっている。 クラス編成
安全対策・防犯Nバッグ・NブザーNバッグの「N」字部分には反射材を採用[要出典]、ライトが当たると浮き上がって見え、自動車の運転者の注意を喚起する[要出典]。Nブザーはバッグの肩ひもに装着できる防犯ブザーである。緊急時の操作のしやすさに配慮しているこのNバッグは4年生から入塾する生徒に配布される(例外あり)[要出典]。Nバッグの着用は自由となっている。[要出典] Nセキュリティ警察OBだけで組織する日能研の防犯組織である[要出典]。活動は幅広く、教室と最寄駅間の通塾ウォッチや[要出典]、機会を見つけては子どもたちに自己防衛とは何かを説いたり[要出典]、保護者の防犯相談窓口としても機能する[要出典]。 Nパス(日能研パス・サイン)日能研生には正会員証兼Nパスが配られ、入退室時にタッチすると入退室情報が登録したメールに届くシステム。 又、2020年夏より、親用の特別会員カードが導入された校舎もある。 その他日能研ユースリーダーズ・スカラシップ
運営(2016年にサービスを終了している。) 労働組合近畿地方には、労働組合が存在している。2000年に過労死を出した会社の体質を変えるためのもの。 ディスカバリークラブ2005年度より、幼稚園用の「ディスカバリークラブ」という体験型勉強会および保護者向け講習会を開講。 その他
脚注
外部リンク
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