彼杵町(そのぎまち)は、長崎県東彼杵郡の中部にあった町。1959年(昭和34年)に南隣[1]の千綿村と合併し、東彼杵町となった。
現在の東彼杵町の北部にあたる。
地理
- 山:虚空蔵山、高見岳、番神山、飯盛岳、俵坂峠
- 河川:彼杵川、川内川、口木田川
- 溜池:中山池、平山池
- 港湾:彼杵港、音琴浦
沿革
首長
- 村長
- 初代 島津良知:1889年5月 - 1892年5月
地名
郷を行政区域とする。彼杵町は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。(発足当初は彼杵村)
- 大音琴郷(おおねごと)
- 川内郷(かわち)
- 口木田郷
- 蔵本郷
- 小音琴郷(こねごと) - 1943年、一部を川棚町に編入。
- 坂本郷
- 宿郷(しゅく)[2]
- 菅無田郷
- 中尾郷
- 法音寺郷(ほうおんじ)
- 三根郷
産業
漁業および農業を主産業とする。漁業では江戸期から明治期にかけて捕鯨の拠点となった。農業では江戸期より続く茶業が盛んである。
交通
鉄道
日本国有鉄道
- (川棚町) - 彼杵駅 - (千綿村)
名所・旧跡
脚注
- ^ 市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 1959年1月15日
- ^ 隣接する千綿村に同名の郷が存在する。東彼杵町発足後、彼杵宿郷に改称。
参考文献
関連項目