張陽
張 陽(ちょう よう、1950年8月 - 2017年11月23日)は、中華人民共和国の軍人。階級は上将。 広州軍区政治委員、中国共産党中央軍事委員会委員、国家中央軍事委員会委員、中国人民解放軍総政治部主任、中央軍委政治工作部主任を歴任。胡錦濤派として知られ、続く習近平政権の“お目付け役”として期待されていたとする見方がある[1]。 経歴出身地は河北省武強県[2]。国防大学基本係、中国共産党党校行政管理専門を卒業[2]。 1996年、第163師団政治委員に任命。2000年、広州軍区第42軍集団政治部主任に任命され、2002に軍集団政治委員に昇格する[2]。 2003年2月28日、全国人民代表大会代表に選出された。 2004年12月、広州軍区政治部主任[2]、および中国共産党広州軍区委員会常務委員に任命。 2006年7月、中将に昇格。 2007年9月、広州軍区政治委員[2]、および党広州軍区委員会書記に任命。 2007年10月、第17回党大会において中央委員会委員に選出された[3]。2010年7月、上将に昇格[2]。 2012年10月、中国人民解放軍総政治部主任に任命。 2012年11月、第18回党大会において中央委員会委員に選出され[4]、11月15日の第18期党中央委員会第1回総会において党中央軍事委員会委員に再選出された[5]。 2013年2月、解放軍代表として第12期全人代代表に選出され[6]、3月15日の第12期全人代第1回会議において中華人民共和国中央軍事委員会委員に選出された[7]。 2016年1月、総政治部が改組されて党中央軍事委員会政治工作部が新設され、引き続き政治工作部主任に任命された[2]。 2017年8月30日、郭伯雄・徐才厚関連の規律違反の疑いにより拘束される[8]。同年11月23日に自宅で首吊り自殺を図り死亡した[9][10]。 2018年10月16日、中共中央は張の党籍を剥奪すると決定した[11]。 脚注
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