帯広の森野球場(おびひろのもりやきゅうじょう)は、北海道帯広市[3]にある野球場。
概要
1990年(平成2年)、緑ヶ丘公園野球場に替わる施設として帯広の森運動公園内に開場。十勝地区の野球・ソフトボール大会に使用されているほか、日本プロ野球の公式戦も開催される。球場をほぼ二分する形で芽室町との境界があり、バックスクリーンに向かってレフト側が帯広市、ライト側が芽室町にあたる。
施設
- 開場期間(5月1日から10月15日)
- グラウンド(両翼97.6 m、センター122 m、バックストップ20 m)
- 外野フェンスの高さ2.5 mコンクリート壁(ラバーフェンス1.5 m+ネットフェンス1.0 m)
- スコアボード(磁気反転式)
- ダッグアウト(ホームは3塁側、ビジターは1塁側)
- グラウンドキーパー室
- 選手控室
- 医務室
- 競技役員室
- 会議室
- シャワー室
- 収容人員23,044人(内野8,008人、外野15,000人)[4]
- 身体障害者用36人(身障者18人、付添人18人)[4]
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正面入口(2006年8月)
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外野席から内野スタンドを望む(2006年8月)
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スコアボード(2006年8月)
利用状況
本球場初となるプロ野球公式戦は、1991年(平成3年)の日本ハムファイターズ(北海道日本ハムファイターズ)対オリックスブルーウェーブ(オリックス・バファローズ)戦[要出典]。ナイター設備がないためデーゲーム開催となる。
- 北海道日本ハムファイターズの主催試合
- 2004年(平成16年)に本拠地を北海道に移転。札幌以外での道内主催試合として2004年(平成16年)と2006年(平成18年)は千代台公園野球場(オーシャンスタジアム)と花咲スポーツ公園硬式野球場(スタルヒン球場)で、2005年(平成17年)は釧路市民球場と本球場で開催していたが、2007年(平成19年)と2008年(平成20年)は4球場すべてで開催した(2009年の釧路の試合はノーゲーム、本球場での試合(いずれも日本ハム対西武戦)は雨天中止[5])。2010年(平成22年)から2016年(平成28年)までは釧路での開催が取り止めとなり、函館、旭川、帯広での開催となっていた[5]。2017年(平成29年)より釧路での主催試合が復活した。
- ヤクルトスワローズの主催試合
- これまでにヤクルトスワローズ(東京ヤクルトスワローズ)が1997年(平成9年)、2001年(平成13年)、2006年(平成18年)に公式戦を開催している[要出典]。
利用実績(2005年以降)
- 2005年7月31日、北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ戦、21,693人
- 2006年8月27日、東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープ戦、10,674人
- 2007年7月29日、北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ戦、22,886人
- 2008年7月6日、北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ戦、21,063人
- 2010年7月31日・8月1日、北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ戦、18,753人、17,164人
- 2011年7月26日・27日、北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ戦、20,196人[7]、14,414人[8]
- 2012年8月7日・8日、北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス戦、18,165人[9]、16,723人[10]
- 2013年8月17日・18日、北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス戦、22,486人[11]、20,483人[12]
- 2014年8月5日・6日、北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ戦、16,441人[13]、13,537人[14]
- 2015年7月14日・15日、北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークス戦、14,118人[15]、14,197人[16]
- 2016年7月20日、北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦、12,294人[17]
- 2017年7月26日、北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ戦、12,263人[18]
- 2018年8月1日、北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ戦、13,051人[19]
- 2019年8月29日、北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ戦、12,535人[20]
- 2021年7月14日、北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ戦、4,444人[21]
- 2022年8月24日、北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズ戦、8,553人[22]
アクセス
北海道旅客鉄道(JR北海道)帯広駅からバスで約40分[23]
脚注
関連項目
外部リンク